TOEICの勉強が全く無駄じゃない理由とは?

この記事が役に立つ人

◆TOEICが本当に役に立つのか疑問に思っている人


「TOEICで高得点を取れたとしても、英語を喋れるようにならないじゃん」

TOEICに対するこのような批判は、たびたび聞かれるものです。

「TOEICができても、英語を話せるようにならない」という批判を聞いて、TOEICの勉強を始めるか迷っている人も、なかにはいるのではないでしょうか?

確かにこの批判は、否定できません。

なぜならTOEICで900点以上のスコアを持っていても、スピーキングが苦手という人は少なくないからです。

実際、僕もTOEIC900点を取得した時に「あれっ、こんなはずじゃ。。」と思いました。

(詳しくは以下の記事参照)

>>> TOEIC900点は全くたいしたことがない件について

しかし、こういった事実はあるものの

「英語を喋れるようにならないから、TOEICの勉強は意味がない」と

短絡的に結論づけるのは、僕は間違っていると考えています。

そこでこの記事では「TOEICは本当に役立つのか」という疑問について、僕なりの解釈をまとめました。

この記事を読み終わった後、「TOEICの勉強は意味があるのか」を各自で判断していただければと思います。

TOEICとはどのような試験なのか

TOEIC L&Rテストは、日本で最もポピュラーな英語力を測る試験で、年間200万人以上が受験しています。

「45分のリスニング試験」と「75分のリーディング試験」の2つで構成されており、リスニング力とリーディング力が990点満点でスコア化されます。

日本企業では、TOEIC L&Rテストのスコアを英語力の指標として使うことが多いため、就活前の学生やビジネスパーソンに特に人気の試験です。

有名な会社だと、楽天は昇格の条件にTOEICのスコアが導入されているようですね。

2015年の3月には、単回での受験者数が20万人過去最多になり、その人気は上がり続けています。

「TOEICの勉強が無駄」だと言われる理由

では、これだけ人気なTOEIC L&Rテストの勉強が、なぜ無駄だと言われてしまうのでしょうか。

その理由は、TOEIC L&Rテストの構成に原因があります。

TOEIC L&Rテストの構成は、45分のリスニング試験と75分のリーディング試験です。

つまり、「TOEIC L&Rテストは、リスニングとリーディングの能力しか測れないから、勉強を頑張ったって喋れるようにならないし意味ないじゃん」というわけです。

【TOEIC L&Rテストで測れる技能】

:リスニング

:リーディング

×:ライティング

×:スピーキング

「TOEICの勉強は無駄」は間違っている

TOEIC L&Rテストは、前述の通りリスニング・リーディングスキルを測るテストです。

そのため「TOEICができても英語を話すことができない。だからTOEICは意味がない」という批判が、たびたび聞かれます。

たしかにTOEICで高得点が取れても、英語を喋れるようにならないというのは正しいです。

なんせTOEICは、リーディングとリスニングの2技能しか測れないのですから。

実際、TOEICで900点以上のスコアを持っていても上手く喋れない人は少なくありません。

(詳しくは以下の記事参照)

>>> TOEIC900点は全くたいしたことがない件について

しかし、そういった事実はあるものの、僕はTOEICは非常に良い試験と思っています。

「TOEICの勉強は意味がない」とは思えません。

「TOEICの勉強が無駄という意見は間違っている」と、僕が思う理由は2つあります。

それが「英語の基礎力を養うのに最適」、「社会的な証明になる」の2つです。

1:英語を話すための基礎力を鍛えることができる

TOEIC L&Rテストの勉強していると

「友達にTOEICの点数は高くないけど、英会話できる人いるよー」

と言う人が必ずいます。

でもよく考えてみてください。

TOEIC L&Rテストの点数が高くないということは、リスニング力が低いわけです。

もっと言ったら、単語だってろくに知らないでしょう。

ということは、相手の言っていることを理解できないですよね?

相手の言っていることが分からないのにも関わらず、どうやって会話をしているのでしょうか?

つまり「TOEICができない⇒英語の基礎力が低い⇒会話なんて絶対に無理」ということです。

勘違いしている人が多いのですが、TOEICは英語を話すための試験ではないです。

あくまでも「英語を話すための基礎力を鍛える試験」です。

TOEIC L&Rテストは、英語の基礎学力を向上させる上で非常によくできているのです。

たとえば大学受験の英語は過度に難しく、実用性があるかは微妙です。

しかしTOEIC L&Rテストは、日常で使われるレベルの英語なので、実用性がかなり高いという特徴があります。

そしてTOEIC L&Rテストの参考書は、数ある英語学習の参考書の中でも、質・量ともに最も充実しています。

そのため極めて質の高い教材で、英語の勉強をすることが可能なのです。

これらの理由から、TOEIC L&Rテストは英語の基礎力を養うのに非常に最適な試験と言えます。

決してTOEICの勉強が無駄なんてことはありません。

2:社会的証明になる

これはオマケ的な要素ですが、TOEIC L&Rテストは日本で広く浸透しているため、社会的証明になります。

実際に企業が人材の採用を行う際に、7割の会社が採用の基準とすると回答しています。

>>> 企業が求めるTOEICスコア

つまりTOEIC L&Rテストのスコアが高ければ、それが社会的な証明となり、ある程度「英語ができる人」と認識してもらえるわけです。

英語ができる人がほしいという会社がいっぱいある近年のトレンドを考えると、TOEIC L&Rテストである程度の点数が取れるだけで自分の可能性が大きく広がると言えます。

そしてTOEICスコアが700点以上の88%が、希望する会社に転職し、年収も大幅にアップできているというデータもあります。

TOEICのスコアが高いと年収も上がるということは、社会的な評価が高い証明です。

>>> TOEICスコア700点以上の人88%が、希望する会社に転職 – 年収も大幅アップ

TOEICはあくまで通過点

TOEIC L&Rテストを受けるメリットがあるのは分かったけど、

「喋れるようにならないとダメだよね」

と思われた方も、なかにはいるでしょう。

本当にその通りです。

つまり、TOEICは英語学習の通過点に過ぎないなのです。

実際、僕はTOEIC900点を超えていますが、まだスピーキングの面では不十分だなと強く感じています。

>>> TOEIC900点は全くたいしたことがない件について

ただ何度も言いますが、TOEIC L&Rテストの勉強は無駄ではありません。

なぜなら「TOEIC L&Rテストができなければ、英会話もできない」からです。

「TOEICは英語を話すための基礎作りのために受けるもの」であって、英会話をできるようになるために受験するわけではないのです

【Point!】

TOEIC L&Rテストは、そもそも英語を話せるようになるためのテストではない。

英語の基礎づくりをするためのテスト。

TOEICの目標スコアは?

では本格的に英会話をするための、目標スコアはどれくらいなのでしょうか?

これはけっこう難しいところで、意見が分かれます。

僕の経験上、できれば700点くらいは必要かなと思いますね。

なぜかというと、700点を超えたあたりから、英語を英語のまま理解できるようになってきた感覚があったからです。

600点台のころは、正直に言って「英語ができる」という感覚がありませんでした。

「全く分からない」というわけではないですが、あやふやにしか分からないみたいな感じです。

TOEIC L&Rテストで700点を取れるようになれば、英語の基礎はある程度できていると言えます。(ただし十分とは言えない)

そのため700点に到達したら、TOEIC S&Wやオンライン英会話など、アウトプットに力を入れていくべきでしょう。

(詳細は下記参照)

>>> 初心者向け!TOEIC S&Wとはどんな試験なのか簡単に解説する

>>> オンライン英会話って何?メリット・デメリットから注意点まで徹底解説!

まとめ

TOEIC L&Rテストの勉強は、決して無駄ではありません。

なぜならTOEICは英語の基礎力を養うための非常に良い試験からです。

「英語の基礎力がなければ、そもそも英会話はできない」ということを忘れてはいけません。

「英語を喋れるようになりたい」と思っている人も、いきなりオンライン英会話から始めるのではなく、TOEIC L&Rテストの勉強から始めた方が絶対良いです。

(詳しくは、以下の記事参照)

>>> TOEICの勉強はどこから始めれば良いのか解説する

遠回りなようですが、これが1番の最短ルートなのです。

TOEIC L&Rテストは修行期間だと思って、基礎力をしっかりと養いましょう。

参考になれば嬉しいです。

では!

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