「TOEICができなさすぎて辛い。。」
僕もTOEICを受験していた時、「こんなに勉強してるのに何でスコア上がらないんだ。。」と思ったことがあります。
本当にしんどいですよね。
その気持ち、よく分かります。
そこでこの記事では、
- TOEICができなくて落ち込んでいる人がすべきこと
についてまとめてみました。
この記事を書いている僕は、TOEIC900点や国家資格である通訳案内士を持っています。
なので、多少は参考になるかなと。
では本題へ!
TOEICができなくて落ち込んでいる人への処方せん
TOEICができなくて落ち込んでいる人に伝えたいのは、
「そんな簡単にTOEICでハイスコアは取れない」
ということです。
TOEICのスコアはすぐに上がらない件
数週間とか1・2ヶ月勉強したくらいでは、TOEICのスコアは上がりません。
長い時間をかけて、少しずつスコアは上がっていきます。
具体的には100点を上げるのに、だいたい300時間くらいの勉強が必要かと。
実際、僕もTOEIC900点に到達したのは、勉強を始めて1年くらい経ってからです。
勉強を始めてすぐに結果が出るヒトは稀なので、もしあなたの周りですぐにハイスコアを取った人がいるのなら、あまり参考にしない方が良いでしょう。
その人は超天才か、実は隠れてガリ勉してた人です。
「すぐに結果が出ないのは当たり前」というスタンスでいるべき
TOEICのスコアがすぐに上がらないのは普通なので、落ち込む必要は全くありません。
というか、「すぐに結果が出ないのは当たり前」というスタンスでいることが大事です。
これを分かっていないと、勉強を続けるのが辛くなってしまうので注意しましょう。
TOEICの勉強が嫌になってしまうのは、自分に期待しすぎていることが原因です。
期待を下回ってしまうがゆえに、「なんて自分はダメなやつなんだ」と自己嫌悪に陥ってしまうというわけですね。
「まぁ、すぐにハイスコアを取れないのが当たり前だよね」
というスタンスでいれば、そこまで落ち込まなくなります。
TOEICのスコアは右肩上がりでアップしない
なかには、
「いや、俺は勉強をめちゃくちゃ頑張ったにも関わらず、スコアが上がっていないんだぞ!!」
という人もいるでしょう。
その気持ち、よく分かります。
僕もめちゃくちゃ頑張ったのに、スコアが上がらなかった経験があります。
僕の場合、4ヶ月くらい800点台でさまよっていました。
その経験から言わせてもらうと、TOEICのスコアを右肩上がりでアップさせるのって、とても難しいんですよね。
ちゃんと勉強していても、右肩上がりでスコアアップしないことはよくあります。
勉強を頑張っても停滞期は訪れる
勉強を頑張っても停滞期は訪れます。
具体的には以下の図のように、停滞期と成長期を繰り返すイメージです。
停滞期では、頑張っても頑張っても上達している感覚がありません。
ときには、スコアが下がってしまうこともあるでしょう。
頑張っているのに報われないと、嫌になっちゃいますよね。
この停滞期に耐えられなくなって、多くの人はTOEICの勉強をやめてしまうのです。
停滞期を避けるのは難しい
しかし、この停滞期は多くの人にとって避けられないものです。
「今はグーンと実力が伸びる時期じゃないから仕方ない。もうちょっと頑張れば、ワンランク上にいけるはずだ」
と前向きに考える必要があるのです。
とは言っても、「TOEICの勉強をする気が起こらなくて、三日坊主になりそうだ」という人もいるでしょう。
そんな人は以下の記事を読んで、もうひと頑張りしてみませんか?
スポンサーリンク
世界的スターも右肩上がりで成功しているわけではない
世界的スターも右肩上がりで成功しているわけではありません。
例えば、世界的に有名なサッカー選手デイヴィット・ベッカムは、その最たる例です。
彼は「マンチェスター・ユナイテッド」や「レアル・マドリード」、「ACミラン」といった、サッカー選手なら誰しもが加入したいと願うビッグクラブを渡り歩いたスーパースターです。
イングランド代表ではキャプテンを務め、所属しているクラブチームでも大活躍。
年収は50億円とも言われ、誰もが彼を成功者だと言うでしょう。
順風満帆ではないベッカムのキャリア
しかし、彼は順風満帆にサッカー選手としてのキャリアを積んできたわけではありません。
象徴的なのは98年ワールドカップのアルゼンチン代表戦で退場してしまったことです。
ベッカムは相手選手のファウルに腹を立てて報復をしてしまったのです。
ベッカムが抜けた穴は大きく、チームも敗退してしまいました。
そして
「10 heroic lions one stupid boy」-10人のライオンと1人の愚かな若者-」
という標語をつけられ、W杯の戦犯として多くの批判を浴びることになります。
そして彼は、死の脅迫も受けました。
その期間、なんと3年半です。
普通の人だったら立ち治れないでしょう。
どん底から転機が訪れる
しかし、どん底にいた彼に転機が訪れます。
それが2002年のワールドカップ出場を賭けたギリシャ戦です。
イングランド代表は、ギリシャ代表に1-2で負けている状況。
イングランド代表は、W杯への出場が微妙な状況でした。
そして、1点ビハインドのまま後半ロスタイムに突入。
ベッカムはフリーキックのチャンスを得ます。
このプレッシャーのかかる場面で、ベッカムはフリーキックを見事に決め、イングランド代表を2002年ワールドカップ出場に導くわけです。
母国をワールドカップへと導いたベッカムは、今まで批判していた人からも認められ、スターダムを駆け上がっていきます。
そんなストーリーが描かれているのが、以下のCMです。
とても面白いので、ぜひチェックしてみてください。
多くの人は右肩上がりで成長するものと思いがち
多くの人は「常に右肩上がりで成功して、時間の経過とともに成果も現れないといけない」と思い込みがちですが、実際は違います。
そんなの非現実的なのです。
ベッカムでさえ右肩上がりで良い時期が続いているわけじゃないんですよ?
一般人の僕たちは、なおさら右肩上がりで成長できるわけありません。
結果が出るまでには、停滞→上昇を繰り返しながら、少しずつ上がっていきます。
右肩上がりでグーンと成長できる人は本当に少ないので、いちいち落ち込む必要はありません。
分からないことを一つずつ勉強すればTOEICのスコアはアップする
TOEICの結果が出なくて落ち込んでいるかもしれません。
しかし、本当にするべきことは「落ち込むこと」ではなく、「自分の弱点を潰していくこと」です。
できなかったパート=TOEICのスコアが上がりやすいパート
TOEIC受験を通して、「自分は何が苦手なのか」分かったと思います。
落ち込んでいる暇があるなら、この「苦手なこと」を少しずつ潰していきましょう。
「できなかった=まだ伸びシロがある」
ということです。
それらを1つずつ改善さえしていけば、自然と結果につながります。
繰り返しになりますが、最初からTOEICでハイスコアを取れる人はいません。
TOEICのスコアが高い人は、弱点を少しずつ潰していったからハイスコアを取れるようになったのです。
TOEICのスコアが上がらない人にオススメの記事
TOEICのスコアが上がらなくて落ち込んでいる人には、以下の記事がオススメです。
「これ、自分のことだ!!」
と感じる記事をチェックしてみてください。
TOEICの効果的な勉強法を知りたい
TOEICリスニングパートが苦手
TOEICリーディングパートが苦手
落ち込んで勉強する気が起きない
スコアが上がらない人の特徴を知りたい
スポンサーリンク
TOEICでハイスコアを取りたいなら勉強をやめてはいけない
TOEICのスコアを上げたいなら、勉強をやめてはいけません。
勉強をやめないことは何よりも重要です。
ほとんどの人は落ち込んで挫折する
ネットで検索すれば、効果的な勉強法はいくらでも見つかります。
それにも関わらず、TOEICでハイスコアを取れるのはごく一部です。
なぜこんなことが起こるかのか。
それは
「全然できなかったなー。TOEIC向いてないし、もう勉強するのやめよう」
とか言って、ほとんどの人は挫折するからです。
勉強をやめさえければ少しずつ結果は出る
何が言いたいのかというと
「勉強をやめさえしなければ、絶対にTOEICで結果を出せる」
ということです。
落ち込んでいても良いことはありません。
「できなかったこと=あなたの伸びシロ」なのです。
英国の元首相ウィンストン・チャーチルは、こんなことを言っています。
Continuous effort – not strength or intelligence – is the key to unlocking our potential.
(力や知性ではなく、地道な努力こそが能力を解き放つ鍵である。)
コツコツやること、それが重要なのです。
前向きに捉えて、弱点を潰していきましょう。
効果的な勉強法については、以下の記事をどうぞ。
まとめ
TOEICのスコアは、なかなか上がりません。
右肩上がりでスコアアップできる人は稀なので、いちいち落ち込む必要はないのです。
落ち込む暇があったら、苦手分野の勉強をしましょう。
コツコツと弱点を潰していくことが、スコアアップへの近道です。
参考になれば嬉しいです。
では!