「音読ってTOEIC対策としてやるべきなのかな?
スコアアップにつながるなら、音読の効果的なやり方を知りたい」
結論から言うと、TOEIC対策として音読はやった方が良いです。
スコアアップに、かなり効果があります。
そこでこの記事では
- 音読がTOEICのスコアアップに効果がある理由
- 効果的な音読のやり方
- オススメの音読教材
についてまとめました。
この記事を書いている僕は、TOEIC900点や国家資格である通訳案内士を持っています。
なので、多少は参考になるかなと。
では本題へ!
音読はTOEICのスコアアップに効果的すぎる
TOEIC対策として、音読は軽視されがちです。
しかし、音読はTOEICのスコアアップにとても効果的なのです。
音読がTOEICのスコアアップに効果的な理由
音読するメリットは、英語脳を作れることです。
要するに、「日本語に訳すことなく、英語を英語のまま理解できるようになる」ということですね。
例えば、「Thank you」とか「I love you」のような英語だったら、英語のまま理解できると思います。
音読を繰り返すと、「Thank you」や「I love you」のような、日本語を介さずそのまま理解できる英語が増えていくのです。
英語を英語のまま理解できるようになれば、リスニング・リーディング力の向上を期待できます。
【音読のメリット】
- リスニング・リーディング力の向上
音読はシンプルな勉強法ですが、スコアアアップにとても効果的です。
TOEICのスコアを早く上げたいなら、音読することを強くオススメします。
音読すれば100点近くスコアアップを狙える
音読に力を入れれば、1〜2ヶ月で100点近くスコアアップを狙うことも可能です。
証拠を見せましょう。
下の写真は、僕が約8年ぶりに受けた時のスコアです。
8年前は600点くらいだったので
「久しぶりに受けたのに720点も取れるなんて自分すごいな。TOEICとか余裕やんけ(^^♪」
とかなり浮かれました。
その2ヶ月後に受けたTOEICのスコアが775点でした。
2ヶ月間みっちり勉強した割には、スコアの伸びが少し鈍い印象です。
「このままでは、まずい。。」
そこで取り入れた勉強が音読でした。
さらに2ヶ月後に受けたTOEICの結果は、なんと860点。
一気に85点アップです。
特にリスニング伸びがすごいですね。
一気に65点アップしました。
しかも、この2ヶ月は
- 異動で通勤時間が伸びる
- 残業も増える
のダブルパンチがありました。
そんな状況にも関わらず、スコアが100点近く伸びたのです。
ちなみに、この後に受験したTOEICでは無事に900点も突破しました。
最終的にリスニングだけではなく、リーディングのスコアも450点までアップしています。
これで音読のすごさを少しは信じてもらえたのではないかなと。
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TOEIC対策で効果的に音読をする方法
最後に、効果的な音読のやり方とオススメの参考書を紹介します。
ちなみに、これから紹介する方法は、英文法・英単語・発音などの基礎をある程度理解している前提で話が進みます。
なので、これらの勉強をまだちゃんとしていない場合は、以下の記事を参考にしながら基礎学習をしてください。
あわせて読みたい
TOEICリスニングパート対策で効果的に音読する方法
TOEICリスニングパート対策では、以下のステップで音読しましょう。
【TOEICリスニング対策】
- リスニングする英文の品詞分解
- リスニング音源を何回か聴く
- リスニング音源をマネしながら音読する
1:リスニングする英文の品詞分解
まずはリスニングする英文の品詞分解をして、意味をちゃんと理解してください。
「聞き流すだけでリスニング力アップ!」
といった教材もありますが、あれはウソなので信じてはいけません。
意味を理解した上でリスニングしない限り、リスニング力はアップしないのです。
2:リスニング音源を何回か聴く
次にリスニング音源を何回か聴きましょう。
スクリプトを見ながら、じっくり聴いてください。
特に
- 発音
- イントネーション
- アクセント
などに注意しながら聴くと効果的です。
3:リスニング音源をマネしながら音読する(オーバーラッピング)
次に、リスニング音源をマネしながら音読しましょう。
スラスラ音読できるまで続けてください。
スラスラ音読できるようになったら、オーバーラッピングをするのもオススメです。
オーバーラッピングとはリスニング音源を聴きながらの音読のことで、イメージとしてはカラオケみたいな感じですね。
オーバーラッピングをすることにより、英語独特のアクセント・リズムが少しずつ分かるようになってきます。
その結果、リスニング力がアップするのです。
「リスニング音声が速すぎてオーバーラッピングができない!」という場合は
などを使い、リスニング音声のスピードを遅くしてからオーバーラッピングすることをオススメします。
個人的には、ウォークマンの方が勉強効率は良いですが、お金を払いたくない場合は無料のAudipoを使うと良いでしょう。
より詳しいTOEICリスニングパートの勉強法・オススメ教材については、以下の記事をチェックしてみてください。
TOEICリーディングパート対策で効果的に音読する方法
TOEICリーディングパート対策では、以下のステップで音読しましょう。
【TOEICリーディング対策】
- 英文の品詞分解
- スラスラ読めるまで音読
1:英文の品詞分解
品詞分解をしながら、丁寧に英語を読みましょう。
意味を理解せずに音読したところで、完全に無駄です。
しっかりと「〇〇が主語で、〇〇が動詞で・・・」と確認しながら読み進めてください。
ちなみに、品詞分解する英文は、TOEIC Part5のような短い英語がオススメです。
なぜなら、長文=短い英文の集まりなので、短い英文を速く正確に読めれば長文もスラスラ読めるようになるからです。
2:スラスラ読めるまで音読
品詞分解をして英文の意味をちゃんと理解したら、スラスラ読めるまで音読しましょう。
もちろんリーディングの勉強であっても、カタカナ英語で音読するのではなく、発音などを意識しながら音読してください。
より詳しいTOEICリーディングパートの勉強法・オススメ教材については、以下の記事をチェックしてみてください。
オススメの音読教材
音読の教材としては、『速読速聴・英単語 TOEIC TEST STANDARD 1800』がおすすめです。
この参考書の特徴は、TOEIC形式の英文で構成されていること。
しかも音声CDつきなので、TOEICリーディング対策にもなる上、TOEICリスニング対策にもなってしまうのです。
まさに音読にピッタリな教材なんですよね。
具体的には、以下のステップで勉強すれば、TOEICリスニング・リーディング対策を一気にできてしまいます。
【オススメ】
- 英文の品詞分解
- リスニング音源を何回か聴く
- リスニング音源をマネしながら音読する
ちなみに僕の友人は、この単語帳をひたすら音読して600点台から800点までアップさせていました。(しかも3か月くらいで)
これは音読をやりこんだことによって、英語脳が作られた証拠でしょう。
気になった方は、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
音読はTOEICのスコアアップにとても効果的です。
音読することにより英語を英語のまま理解できるようになるので、リスニング・リーディング力をミッチリ鍛えられます。
騙されたと思って、ぜひ音読をしてみてください。
きっと効果を実感できるはずです。
TOEICの効果的な勉強法については、以下の記事に詳しくまとめました。
そちらも合わせて読んでいただくと勉強がスムーズに進みやすいので、興味があればチェックしてみてください。
参考になれば嬉しいです。
では!