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TOEIC990点(満点)を目指すのはコスパが悪いという話

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◆TOEIC990点(満点)を目指している人


 

この前カフェで勉強をしていたら、TOEICの勉強をしている社会人サークルに出くわしました。

「どんな会話をしてるのかなー」と盗み聞きしていたんですが、どうやら彼らはTOEIC990点を目指しているようでした。

 

そして、こんな声が聞こえました。

「TOEIC900点を取ったらTOEICの勉強を終わりにした方が良いと言っている人が多いから、990点(満点)を取得すれば他の人と差別化ができる!」と。

 

果たしてTOEIC990点(満点)を取れば、本当に差別化できるのでしょうか。

残念ながら、僕はTOEIC990点(満点)の取得が差別化につながるとは1ミリも思いません。

 

というか、TOEIC990点(満点)を目指すのはコスパがかなり悪いです。

そこでこの記事は、「TOEIC990点(満点)を目指すのはコスパが悪い理由」についてまとめました。

 

では本題へ。

 

 

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TOEIC990点(満点)を目指すのはコスパが悪い理由

TOEIC990点(満点)を取っても差別化にならない理由

 

僕自身、TOEIC900点を持っているので「TOEIC900点」と「TOEIC満点」の間に明確な差があることは知っています。

 

なので「TOEIC990点(満点)を取れる人は本当にすごい」と僕は思っています。

しかし、それでもTOEIC990点(満点)を目指すのはコスパが悪いと言わざるを得ません。

 

コスパが悪い理由としては2つあります。

 

1:TOEIC990点(満点)を取っても英語を話せるようにならない

「TOEIC900点を取ったのでメリット・デメリットを解説する」という記事でも書いたように、TOEICで高得点を取ったところで英語を話せるようにはなりません。

 

以前の僕は、「TOEIC900点を取れば英語はペラペラ」と思っていました。

しかし、いざTOEIC900点を取ってもペラペラにはなりませんでした。(詳しくは以下参照)

>>【暴露】TOEIC900点は全くたいしたことがない件について

 

これはTOEIC満点を取ってもそうです。

英会話の練習をしなければ、いくらTOEIC990点(満点)でも英会話はできないのです。

 

TOEIC満点を目指してTOEICの勉強を続けるよりも、TOEICの勉強はそこそこにして英会話もできるようになった方が良いと思いませんか?

僕だったら「TOEICのスコアだけ高い人」と思われるより、「TOEICもできて英会話もできる人」と思われたいです。

 

2:TOEIC990点(満点)よりも専門性の方が大事

2つ目の理由が、TOEIC990点(満点)よりも専門性の方が大事ということ。

 

あなたはA社の営業部長だったとしましょう。

A社は外国人社員も多く、英語を話す機会も多いです。

 

あなたには2人の直属の部下がいます。

どちらもTOEIC900点を持っていて、ある程度の英語力があります。

 

しかしその2人は、力を入れていることが違います。

 

一人はさらに英語力を高めようとTOEIC990点の取得を目指しています。

通勤時間にはリスニング音源を聴き込み、休み時間も英語の勉強を熱心にしています。

 

もう一人はTOEIC900点を取ってからは、英語の勉強に力を入れていません。

 

しかし日々の営業活動で良い成果を上げるために、「どんな言葉が人に刺さりやすいのか」や「デキる営業マンはどんなことを考えているのか」などを普段の実務や読書を通して積極的に学んでいます。

 

営業部長のあなたはどちらの部下を高く評価するでしょうか?

どう考えても、営業のスキルを身につける部下ですよね。

 

 

TOEIC990点(満点)ではなく、TOEIC800点で十分

TOEIC990点(満点)ではなく、TOEIC800点で十分

 

では、どれくらいのTOEICスコアを目指せば良いのでしょうか。

 

目標にすべきTOEICスコアとは?

個人的な見解を言えば、TOEIC800点あれば十分です。

TOEIC800点を取れれば、海外旅行で困ることは少ないし、仕事でも英語を使えるからです。

 

就活や転職でTOEICのスコアを使いたい場合は、TOEIC900点を目指すと良いでしょう。

実際、TOEIC900点はかなり有利に働きます。(詳しくは以下の記事参照)

>>TOEIC900点って転職に有利なの?-ホントのところを徹底解説-

 

まずはTOEIC800点。

800点を取ったら、オンライン英会話でスピーキングのトレーニングを積むのが1番コスパが良いです。

 

TOEIC990点(満点)はすごいけど、目指すのはオススメしない

TOEIC990点(満点)を取るのは、ハッキリ言ってかなりすごいです。

僕もTOEIC900点を持ってるので、「TOEIC900点」と「TOEIC満点」の間に明確な差があることは分かります。

 

しかし、努力量の割に得られるものが少ないので、個人的にはTOEIC990点(満点)を目指すのはオススメしません。

強いて挙げるなら、TOEIC満点を目指すメリットがあるのは、以下に該当する人たちです。

 

【TOEIC満点を目指すメリットのある人】

◆TOEICの先生としてご飯を食べたい人

◆趣味がTOEICの人(というかTOEICを愛してる人)

◆TOEIC以外にやることがない人

 

上の条件に当てはまるのであれば、TOEIC満点を目指すのはアリだと思います。

 

しかし1個も当てはまらないのであれば、絶対に満点は目指さない方が良いです。

TOEIC800点、900点くらいで、TOEICは卒業すべきでしょう。

 

 

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TOEIC満点はコスパが悪いけどTOEICの勉強はコスパが良い

TOEIC満点はコスパが悪いけどTOEICの勉強はコスパが良い

 

勘違いしてほしくないことが1つあります。

それは「TOEICの勉強自体はコスパが良い」ということです。

 

TOEIC990点(満点)まで目指すとコスパが悪いのですが、TOEIC800点・900点を目指すくらいなら非常にコスパが良いと断言できます。

理由は2つあります。

 

TOEICのスコアが高いと社会的評価が高まる

1つ目の理由が、「TOEICのスコアが高いと社会的評価が高まる」ということ。

 

採用時に7割の会社がTOEICスコアを参考にしていることが分かっています。

そのためTOEICのスコアが高いだけで、仕事を見つけやすくなるのです。

採用時にTOEICスコアを参考にするか

引用:「上場企業における英語活用実態調査 」報告書

 

さらに言うと、「TOEIC700点って転職に有利なの?-ホントのところを徹底解説-」という記事でも書いたように、「TOEICのスコアが700点以上の人88%が希望する会社に転職できている」というデータもあります。

 

TOEICは英語の基礎学習に最適

2つ目の理由が「TOEICは英語の基礎学習に最適」ということ。

英会話をするにしても、リスニング力とリーディング力がなければお話になりません。

 

なので、英会話をできるようになりたい人が、TOEICを通してリスニングとリーディングの勉強をするのは、非常に理にかなっています。(詳しくは以下の記事)

>>「TOEIC」と「英会話」どっちを先に勉強するべき?

 

より詳しいTOEICを受けるメリット・デメリットについては、以下の記事をどうぞ。

>>「TOEIC L&Rを受けるメリット・デメリットを徹底解説する」

 

 

まとめ

TOEIC990点(満点)を目指すのは、コスパが非常に悪いです。

理由としては、以下の2つが挙げられます。

 

【TOEIC990点(満点)のコスパが悪い理由】

1:TOEICのスコアが高くても英語を話せない

2:社会ではTOEICのスコアより専門性を評価される

 

以上の理由により、TOEIC990点(満点)を目指すのはオススメしません。

TOEIC800点・900点を取ったら、TOEICは卒業しましょう。

 

参考になれば嬉しいです。

では。

 

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