TOEIC S&W完全ガイド!S&Wの特徴や勉強法・対策について解説する

TOEIC S&W完全ガイド!S&Wの特徴や勉強法・対策について解説する

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「スピーキング力とライティング力」を客観的に測定する目的で、TOEIC S&Wテストを受験する人が少ずつ増えています。しかし、まだまだ馴染みが薄いようで、TOEICと言えばTOEIC L&Rテストを思い浮かべる人が多いようです。

そのため、「TOEIC S&Wテストに関する情報が少なすぎる!」と思っている人も多いのではないでしょうか。そこで、すでに10回以上TOEIC S&Wテストを受験している僕が、「TOEIC S&Wテストとは何か」から「勉強法・対策」についてまとめてみました。

TOEIC S&Wとは

TOEIC S&Wテストとは、「話す能力(スピーキング)」と「書く能力(ライティング)」を測るテストです。聴く力(リスニング)、読む力(リーディング)を測るTOEIC L&Rテストが1979年にスタートしたのに対し、TOEIC S&Wテストは2007年にスタートしたばかりの比較的新しい試験です。

TOEIC S&Wテストは、TOEIC L&Rテストのようなマークシート形式ではなく、ヘッドセットを装着し、PCに表示される指示通りに音声を吹き込んだり、文章を書いたりして解答します。以下の動画をチェックしていただくとイメージが分かりやすいと思います。

TOEIC スキーキングテスト解説動画

TOEIC ライティングテスト解説動画

TOEIC S&W受験に必要な英語力

TOEIC S&Wテストを受験するにあたりどれくらいの英語力が必要なのか。僕の体感から言うと、最低でもTOEIC L&Rテストで700点、できれば800点くらい必要だと思います。

なぜかというとTOEIC L&Rテスト700点未満の場合、まだ英語の基礎力が十分ではないからです。具体的に言うと、そもそもTOEIC S&Wの問題を聞き取るのが難しかったり、語彙力がないことにより文章をちゃんと書けない可能性があります。

そのため、TOEIC L&Rテストのスコアがまだ700点に到達していない場合は、まずはL&Rテストに注力することがお勧めです。「早く英語を喋れるようになりたいから、TOEIC L&Rテストを飛ばしてS&Wを受験しよう」という考えは、英語を喋れるようになるための近道のように見えて、実はかなりの遠回りになります。

>>>TOEIC L&Rテストの記事を読む

TOEIC S&Wスピーキングパートの問題形式

TOEIC S&Wテストのスピーキングパートは6つに分かれています。それが「音読問題」、「写真描写問題」、「応答問題」、「提示された情報に基づく問題」「解決策を提案する問題」、「意見を述べる問題」です。

Unit1:音読問題

音読問題はPC画面に表示される英文を音読する問題です。内容は多岐に渡り、交通情報のこともあれば、スーパーの広告、紹介文などがあります。英文の長さはそれほど長くなく約60語前後です。設問数は2問です。

準備時間として45秒があり、この時間に1~2度読む練習をすることができます。制限時間は45秒ですが、僕の経験から言うと、どんなにゆっくり読んだとしても制限時間内に必ず読み終わります。

【音読問題】

内容:短い英文の音読

設問数:2問

準備時間:45秒

解答時間:45秒

音読問題の詳しい勉強法・対策については、下記の記事を参照してください。

かなり効果のあったUnit1の勉強法・対策を紹介する【音読問題】

Unit2:写真描写問題

PC画面に映し出された写真について、説明する問題です。30秒の準備時間があり、45秒で写真について説明します。設問数は1問です。

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例えば上の写真を例に挙げると、「この写真はどこかの会議室の写真です。この会議室には5人の人がいて、1人の男性がホワイトボードの前でプレゼンをしています。テーブルの上にはラップトップがあり~」などと英語で説明します。

【写真描写問題】

内容:写真の内容を英語で説明

設問数:1問

準備時間:30秒

解答時間:45秒

写真描写問題の詳しい勉強法・対策については、下記の記事を参照してください。

かなり効果のあったUnit2の勉強法・対策を紹介する【写真描写問題】

Unit3:応答問題

応答問題は外国のマーケティング会社からインタビューを受けるという設定で質問に答えます。例えば「好きな食べ物はなんですか」や「よく行くレストランについて教えてください」などが聞かれます。

設問数は全部で3問で、最初の2問の解答時間は15秒ずつ、最後の1問は30秒です。準備時間はなく、質問をされたらすぐに解答する必要があります。

【応答問題】

内容:インタビュー形式で質問に答える

設問数:3問

準備時間:なし。質問されたらすぐに答える

解答時間:最初の2問が15秒、最後の1問は30秒

応答問題の詳しい勉強法・対策については、下記の記事を参照してください。

かなり効果のあったUnit3の勉強法・対策を紹介する【応答問題】

Unit4:提示された情報に基づく応答問題

提示された情報に基づく応答問題は、PC画面に表示された資料(情報)を読み、電話での問い合わせに答えるという設定です。

具体例を挙げると、PC上に電話相手のフライトスケジュールが記載されてあって、電話相手の「何時のフライトだっけ?」とか「何時に帰国する予定?」とか「スケジュールの概要を教えて欲しい」などの質問に答えます。

設問は全部で3問あり、最初の2問の解答時間は15秒ずつ、最後の1問は30秒です。準備時間は最初に資料を読む時間として30秒が与えられますが、各質問に答える際の準備時間はありません。

【提示された情報に基づく問題】

内容:与えられた情報に基づいての電話対応

設問数:3問

準備時間:最初に資料を読む時間が30秒。その後は質問されたらすぐに答える

解答時間:最初の2問が15秒、最後の1問は30秒

Unit5:解決策を提案する問題

解決策を提案する問題は、留守番電話のメッセージを聞いて、相手が抱えている問題を理解し、その問題に対する解決策を提案するという設定です。

具体例を挙げると、「レストランを経営しているのだけど、ランチは順調なのにディナータイムは客足がイマイチ。どうすればお客さんを増やせるだろう?」という問題に対して、「チラシを配ったり、CMを打てばいいんじゃない?」のように答える問題です。

設問数は1つ、回答時間は60分です。準備時間はメッセージを聞いた後に30秒が与えられています。

【解決策を提案する問題】

内容:留守番電話に残されたメッセ―ジを聞いて、相手が抱えている問題を理解し、その問題に対する解決策の提案

設問数:1問

準備時間:メッセージを聞いたあとに30秒

解答時間:60秒

Unit6:意見を述べる問題

意見を述べる問題は、提示されたテーマに対して「なぜそう思うのか」という理由を交えつつ自分の意見を述べるという設定です。

具体的に言うと、「小さい子どもにスマートフォンを与えることについて、あなたはどう思いますか?」という質問に対して、「私は小さい子供にスマートフォンを与えることに賛成です。理由は3つあって~」と答える問題です。

設問数は1つ、解答時間は60秒です。準備時間は15秒が与えられています。

【意見を述べる問題】

内容:提示されたテーマに対して「なぜそう思うのか」という理由を交えつつ自分の意見を述べる

設問数:1問

準備時間:15秒

解答時間:60秒

TOEIC S&Wスピーキングパートの勉強法・対策

TOEIC S&Wのスピーキングパートは、ライティングパートと違って難しいです。特に僕のようにTOEIC L&Rテストの勉強をしていて、喋る練習をしてこなかった人はそう感じると思います。

しかし、そんな僕でも200点満点中160点を取得できるまでになりました。どうやら160点でも受験者の上位10%ちょっとに入るみたいなので、160点取得までにやってきた勉強・対策を書いていきたいと思います。(良い勉強法があれば随時加筆修正していく予定)

1:問題集の問題を英訳する

最初にするべきことは問題集の解答を英訳する練習です。「スピーキングなのに、なぜ英語を書く必要があるの?」と思った人もいるかもしれませんが、全く矛盾はしていません。なぜなら「英語を話すということは、超高速で頭の中で英語を書くこと」と同じだからです。

そのため、英語を書くということはスピーキング力の向上に非常に重要なのです。英語を書けるようになれば英語を喋れるようになります。つまり、「自分が書ける英語=自分が喋れる英語」ということです。

ライティングの勉強法でも書きましたが、英語を書く時は「自分の知っている語彙で表現できないか」を考えながら書きましょう。例えば「彼は即戦力じゃないと思う」と書きたい時に、即戦力という英語が分からなかったら「I think he needs training」と言い換えてみるということです。

【例】

即戦力って英語で何て言うんだろう\(^o^)/オワタ

(‘ω’)!

I think he needs training!(^^ドヤァ

このように自分の知っている語彙で言い換えられないか考えるクセがついていないと、「あぁ、もっと単語をたくさん覚えなきゃ」という思考に陥ってしまいます。これではいくら頑張っても英語を喋れるようにはなりません。

参考書はTOEICスピーキングテスト リアル模試15回がお勧めです。15回分の模試を解くことができるので、ボリューム満点です。たくさんスピーキングの勉強ができます。

2:音読する

問題集の解答を英訳したら、英訳した英語をスラスラ言えるまで音読をします。音読をたくさんすることにより、書いた英語を頭の中に定着させることができます。10~20回くらい音読をするのがお勧めです。

3:瞬間英作文

TOEIC S&Wのテキストと並行して、瞬間英作文の勉強をしましょう。瞬間英作文とは、簡単に言ってしまうと日本語の文章を英語へと素早く訳すトレーニングです。

例えば、以下のような日本語の文があります。

【例文】

1:彼は東京で10年以上働いています。

2:これは何でできているんですか?

3:これは彼が書いた絵です。

これらの日本語は簡単に英訳できそうですが、英語を喋る練習をしていなければTOEIC900点の人でもすぐには英訳することはできません。そこで、これらの日本語を瞬時に英語に変換できるように練習するのです。

先ほども書いたように「英語を話すということは、超高速で頭の中で英語を書くこと」と同じです。つまり、瞬間英作文の勉強をすることにより、英語を瞬時に口から発することができるようになるのです。

おすすめの瞬間英作文の参考書は英語のスピーキングが驚くほど上達するNOBU式トレーニングです。効果的な勉強法についても詳しく記載されているので、この通りにちゃんと学習すれば効果的に瞬間英作文の勉強をすることができます。

4:オンライン英会話

オンライン英会話もTOEIC S&W対策に非常に効果的です。スピーキングとライティングはその性質上TOEIC L&Rテストの勉強と異なり、正しいかどうかの判断が自分ではしづらいという問題点があります。

この問題を解決してくれるのがオンライン英会話です。オンライン英会話であれば英語のできる講師が間違いを指摘してくれるので、「正しいかどうかの判断を自らするのが難しい」という問題をクリアできるのです。

おすすめのオンライン英会話はベストティーチャー(Best Teacher)です。なぜかというと、ベストティーチャー(Best Teacher)にはTOEIC S&W対策のコースがあるからです。無料で体験レッスンを受けられるので、まずは体験レッスンをしてから有料会員になるかを考えるのがお勧めです。

>>> ベストティーチャー(Best Teacher) 公式サイト

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TOEIC S&Wライティングパートの問題形式

TOEIC S&Wテストのライティングパートは3つに分かれています。それが「写真描写問題」、「Eメール作成問題」、「意見を記述する問題」です。

Unit7:写真描写問題

写真描写問題とは、与えられた2つの語(句)を使い、写真の内容に合う1文を作成する問題です。写真描写問題は全部で5題出題され、解答時間は全部で8分です。

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man / presentation

PC画面に上のような写真が映し出されます。そして与えられた2つの語(manとpresentation)を使って、写真の内容を英語で書きます。

例えば上の問題であれば、「A man is making a presentation.」という解答をすれば良いということです。

写真描写問題の詳しい勉強法・対策については下記の記事を参照してください。

かなり効果のあったUnit7の勉強法・対策を紹介する【写真描写問題】

Unit8:Eメール作成問題

E-mail作成問題では、PC画面に以下のようなE-mailが表示されます。E-mailを読んで、Directionsに書かれた指示に沿った返信E-mailを書くという設定です。

TOEIC SW E-mail

参照:TOEIC 公式ホームページ

上記の問題では「少なくとも2つ、知りたい情報をリクエストをする」という指示がでています。E-mail作成問題は計2問が出題され、それぞれ10分間の制限時間があります

E-mail作成問題の詳しい勉強法・対策は下記の記事を参照してください。

かなり効果のあったUnit8の勉強法・対策を紹介する【Eメール作成問題】

Unit9:意見を記述する問題

意見を記述する問題は提示されたテーマについて、自分の意見を300語以上で書くという問題です。例えば「テクノロジーは世界を変えたと思うか」というテーマであれば、このテーマに対する自分の意見を「なぜそう思うのか」などの理由を交えながら書いていきます。

解答時間は30分です。30分と聞いて「少し長いな」と感じたかもしれませんが、かなり時間的にはギリギリです。僕はライティングテストで200点満点中190点を取得していますが、制限時間の1~2分前にようやく終わったという感じでした。

TOEIC S&Wライティングパートの勉強法・対策

僕の体感から言うと、TOEIC S&WのライティングパートはTOEIC L&Rで800点以上のスコアがあれば、それほど難しく感じることはないです。実際、僕は2度目の受験で200点満点中190点を取得できました。

ライティングパートに関しては、TOEIC800点以上のレベルの人なら問題集を買ってひたすら問題を解いていれば十分良いスコアを取れます。

気を付ける点を挙げるとするならば、「自分の知っている語彙で表現できないか」を考えながら英語を書くということです。

例えば「彼は即戦力じゃないと思う」と書きたいとしましょう。この時、即戦力という英語が分からなければ「I think he needs training」と言い換えます。これでも即戦力じゃないのが伝わりますよね。

【例】

即戦力って英語で何て言うんだろう\(^o^)/オワタ

(‘ω’)!

I think he needs training!(^^ドヤァ

このように自分の知っている語彙で言い換えられないか考えるクセがついていないと、「あぁ、もっと単語をたくさん覚えなきゃ」という思考に陥ってしまいます。もちろん単語をたくさん覚えることも大事ですが、これではいくら英語の勉強に時間を費やしても足りません。

英語の勉強時間を膨張させないためにも、問題を解く時は「自分の知っている語彙で言い換えられないか」を考えながら解きましょう。これが出来るか出来ないかで、だいぶ変わってきます。

参考書は頂上制覇 TOEIC(R)テスト スピーキング/ライティング 究極の技術が1番お勧めです。この参考書が1番解説が丁寧です。どのようなことに気を付けて解けばよいかも詳しく書かれているので、初心者にはもっとも取り組みやすい参考書だと思います。

まとめ

非常に長くなってしまいましたが、以上TOEIC S&W対策でした。個人的にはライティングに力を入れるのがポイントかなと思っています。繰り返しになってしまいますが、英語を話すということは、頭の中で超高速で英作文をすることだからです。

僕自身も英語を書くようになってから少しずつ英語を喋るようになってきた感覚があるので、英作文はスピーキング力の向上にかなり効果があると確信しています。そのため、スピーキング力を向上させたいのであれば英作文に力を入れることがお勧めです。

参考になれば幸いです。では!

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