「英語を使った仕事がしたい」はダメな目標の典型例

「英語を使った仕事がしたい」は、よく聞く話だと思います。このような理由から、オンライン英会話を定期的に受講している人も少なくありません。

おそらく日本人の大半が英語に苦手意識があるため「英語を使って仕事をすること」に漠然とした憧れを持っているのでしょう。

しかし、僕は「英語を使った仕事をしたい」という話を聞くたびに少し違和感を覚えてしまうのです。というか「英語を使った仕事をしたい」という目標はダメな目標の典型例だと考えています。

「英語を使った仕事をしたい」がダメな理由

なぜ「英語を使った仕事をしたい」という目標がダメなのか。理由は英語はあくまでも補助的に使うツールに過ぎないからです。これだけでは分かりにくいと思うので、いくつか例を挙げて説明します。

薬剤師の場合

僕のメインの仕事は薬剤師です。外国人患者に薬の説明をする際は英語を使います。しかし、この時に最も重要なことは英語ではありません。あくまでも重要なのは薬の知識であって、英語はあくまでもその知識を伝える手段に過ぎません。

薬剤師:本質[薬の知識]×補助[英語]

営業の場合

例えば、自社製品Aを売るために外国企業に営業をかける人だったら、英語を流暢に使うことより自社製品をどれだけ魅力的に伝えるかという戦略を考えることの方がよっぽど重要でしょう。これも英語は伝える手段に過ぎません。

営業:本質[戦略]×補助[英語]

英語の先生の場合

英語の先生もそうです。英語を使う仕事の代表格と思われがちの英語の先生だって英語がメインではなく、先生の本質的な役割は生徒に分かりやすく教えることです。つまり、英語の先生は英語を分かりやすく教えるという技術が最も重要なのです。

英語の先生:本質[教える技術]×補助[英語]

語学学校の場合

語学学校だってそうです。語学学校に勤務していれば英語を使うことは頻繁にあるでしょう。しかし、メインとなるのはより良い勉強環境を提供し、生徒の語学力を向上させることのはずです。

語学学校:本質[生徒の語学力向上]×補助[英語]

このように、英語を使える仕事というのはたくさんあります。しかし、あくまでも英語はメインの仕事に対して、補助的に使う場合が多いのです。何が言いたいかというと、英語を使った仕事をしたい」というのは最も重要なメインの仕事を無視してしまっている考え方であるということです。

スポンサーリンク

「英語を使った仕事がしたい」だと行き詰まる

これまで書いてきたように、英語はあくまでも補助的な役割であることが多いです。では「英語を使った仕事がしたい」という目標のまま突き進むとどうなるのか。

答えは簡単で「あれっ、たしかに英語を使う仕事をしているけど何かが違う。。。」と行き詰まることになるでしょう。なぜかというと、自分のやりたいこと」と「仕事の本質がマッチング」していないからです。

例えば営業はそんなに好きじゃないけど英語を使った仕事をしたい人が、海外のクライアントに営業する機会が多い会社に就職したとしましょう。当然、営業は好きじゃないので、たとえ英語が使える仕事だったとしても嫌になってしまうでしょう。

これが「あれっ、たしかに英語を使う仕事をしているけどなんか違う」と思うようになると僕が考える理由です。「英語を使った仕事をしたい」という目標は聞こえは良いですが、実際のところ行き詰まる可能性の高い目標と言わざるを得ません。

本質を考えよう

では行き詰まらないようにするには、どうすれば良いのでしょうか。それは本質を真剣に考えるということに尽きます

「英語を使った仕事がしたい」という目標は、あやふや過ぎます。なぜなら英語はあくまでもコミュニケーションの手段に過ぎないからです。

そのため、「英語を使う仕事」のようなあやふやな目標ではなく、もっと具体的に考えるべきです。つまり、〇〇の仕事がしたい⇒だから英語が必要だという考え方をする必要があるということです。

なぜかというと、この考え方は自分のやりたいことがベースになっているので「あれっ、せっかく英語を使う仕事に就いたのになんか違う」ということになりにくくなるからです。

「英語を使う仕事がしたい」という目標だと、英語を勉強しよう⇒でも英語を使う仕事はどんなものがあるのだろうという思考プロセスになります。思考プロセス全体があやふやのため、ゴールもあやふやになってしまいます。その結果、遅かれ早かれ行き詰まってしまうのです。

話は変わりますが、僕が留学した語学学校にはビジョンが明確な人が多かったです。僕はその時にビジョンを真剣に考えることの大切さを知りました。なぜなら彼らは短期で英語力を爆発的に上げていたし、何より生き生きと人生を歩んでいるように見えたからです。

「英語を使う仕事をしたい」というのは「パワーポイントを使って仕事がしたい」と言っているのとそんなに変わりません。手段にフォーカスするのではなく、本質を考えることが何よりも重要なのです。

◇あわせて読みたい人気記事◇

超初心者向け!オンライン英会話とは何か分かりやすく解説!

おすすめオンライン英会話を徹底比較-おすすめスクール3選-

初心者でもできる簡単かつ効果的なオンライン英会話勉強法

スポンサーリンク

関連コンテンツ

フォローする

「英語を使った仕事がしたい」はダメな目標の典型例
いいねして
英語学習の処方せんの
最新情報を、
チェックしよう!
フォローして最新情報をチェックしよう!