「英語の勉強をやりたい!
けど、大人になってから勉強を初めても遅かったりしないのかな?」
結論から言ってしまうと、大人になってから英語の勉強を始めても遅くはありません。
そんなこと気にする必要なんて全くないです。
この記事では
- 大人になってから勉強を始めても遅くないという話
- 大人になってから英語の勉強を始めた場合、上達しにくいスキル
- 英語を学び直したい人向けのオススメ勉強法
の3トピックについてまとめてみました。
この記事を書いている僕は、大人になってから英語の勉強を始めてTOEIC900点や国家資格である通訳案内士を取得しました。
なので、多少は参考になると思います。
では、本題へ!
「大人になってから英語の勉強を始めても遅い」は大ウソな件
冒頭にも書いた通り、英語の勉強は大人になってから始めても遅くありません。
大人になってからでも、勉強すれば英語を読めるようになるし、聞き取れるようにもなります。
もちろん、英会話だって可能です。
ちゃんと勉強さえすれば、大人になってからでも英語は上達します。
大人になってからでも英語はできるようになる
僕自身も大学卒業後に、英語の勉強を本格的に始めました。
そして今では、TOEIC900点や通訳案内士の資格を取得するまでに上達しています。
本格的に勉強を始めたのが26歳の時で、TOEIC900点に到達したのが27歳、そして29歳の時に通訳案内士試験をパスしました。
このように、大人になってからでも英語は十分できるようになります。
「英語は大人になってからでは遅い」という話をよく聞きますよね?
けど、よくよく考えると、これはおかしな話だと思います。
仮にゼロの状態から英語の勉強を始めるとしましょう。
ゼロから始めるのであれば、ちょっと勉強しただけでプラスになります。
「英語は大人になってからでは遅い」は完全にウソです。
もちろん、すぐに英語ができるようになることはないですが、コツコツ英語の勉強を続けていけば必ず上達します。
英語の勉強を大人になってから始めた著名人
もしかしたら
「20代ならそりゃできるようになるよ」
と思った人もいるかもしれません。
しかし、もっと上の年齢から勉強を始めて英語をできるようになった人もちゃんといます。
ノーベル賞受賞者 中村修二さんは35歳から英語の勉強を始めた
青色発光ダイオード(LED)の開発で有名なノーベル賞受賞者 中村修二さんも、大人になってから英語の勉強を始めたそうです。
彼は徳島のローカル企業で研究を続けていましたが、35歳でアメリカへ留学するチャンスが到来します。
それまでは、英語と無縁の生活を送っていたんだとか。
アメリカに着いてからも、空港のアナウンスが聞き取れず、ゲートに向かったら「もう飛行機のドア閉まったよ!」と言われてしまうくらい、英語ができなかったらしいです。
しかし、そこから英語の勉強を始め、カルフォニア大学の教授になり、英語で講義をするまでになっているのです。
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中村修二さんが英語を話している様子は、以下の動画で観られます。
興味があれば、チェックしてみてください。
元Google副社長も英語学習を始めたのは30歳を超えてから
元Google副社長の村上憲郎さんも、大人になってから英語の勉強を本格的に始めた著名人のひとりです。
彼が英語の勉強を頑張ろうと思ったキッカケが、外資系のコンピュータ会社への転職でした。
この時、彼は31歳です。
転職した時は
- 読めない
- 聞き取れない
- 喋れない
と、いきなり壁にぶち当たったそうです。
そんな英語力だったにも関わらず、今では「帰国子女だと思ってました」と言われるレベルの英語力なのです。
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ちなみに村上さんが英語を話している様子は、以下の動画で観られます。
興味があれば、チェックしてみてください。
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大人になってから英語の勉強を始めるデメリットについて
ここまで「英語の勉強は大人になってからでも遅くない」と書いてきました。
ただし、大人になってからだと上達しにくいスキルはあります。
英語の勉強を大人になってから始めると上達しにくいスキル
先ほども書きましたが、僕も大人になってから英語の勉強を本格的に始めました。
その経験から言うと、以下の2つはマスターするのが特に難しいです。
【上達しにくいこと】
- 発音・イントネーション・アクセント
- 冠詞の使い分け
1:発音・イントネーション・アクセント
「発音」、「イントネーション」、「アクセント」は、大人になってから完璧にマスターするのはかなり難しいです。
動画で紹介した中村修二さんや村上憲郎もペラペラ英語を話していますが、日本語訛りが残っていましたよね。
大人になってからだと、どうしても日本語訛りが残ってしまうでしょう。
2:冠詞の使い分け
そして、2つ目が冠詞の使い分けです。
具体的には「a」とか「the」のことですね。
日本語には「a」や「the」のような冠詞がないので、理解するのがかなり難しいです。
僕よりも英語がペラペラなフィリピン人講師が「私でも間違えることがある」と言っていたので、日本人が完璧に理解しようとするのはかなり厳しいでしょう。
大人になってから英語を勉強する場合は完璧を目指してはいけない
何が言いたいかというと、大人になってから英語の勉強をする場合、完璧を目指してはいけないということです。
完璧を目指さず、70〜80%の出来を目指しましょう。
これくらいのレベルでも、英語は十分に役立ちます。
イメージとしては、TVに出ている日本語がペラペラな外国人が近いかなと。
彼らの日本語は、ところどころおかしいところがあるけど、言いたいことはちゃんと分かりますよね?
大人になってからでも、努力すればあのレベルまでには十分到達可能です。
ただし勘違いしてほしくないのですが、「上達しにくいスキルは全く勉強しなくて良い」と言っているわけではありません。
「最低限の勉強はするけど、完璧を目指さなくて良い」という意味なので注意してください。
大人にオススメしたい英語の勉強法
大人になってから英語の勉強を始めたい場合は、以下の3ステップで勉強するのがオススメです。
【オススメ勉強法】
- TOEIC L&Rの受験
- 英語フレーズのインプット
- オンライン英会話でアウトプット
このステップで勉強すれば、ちゃんと英会話はできるようになります。
ステップ1:TOEIC L&Rの受験
TOEIC L&Rの受験をすることにより、英会話に必要なリスニング・リーディング力を鍛えられます。
英語の基礎がしっかり身につくので、最初の段階で受けておくのがオススメです。
英語の基礎が身につく上に、TOEICのスコアが高いと就職・転職に有利なので、特に大人の場合は受験しておくと良いんじゃないかなと思います。
ステップ2:英語フレーズのインプット
英語の基礎を学んだら、英語フレーズをひたすらインプットします。
例えば
- Can I〜(〜しても良いですか?)
- be going to〜(〜する予定だ)
といった表現を覚えていこうということです。
知っている英語表現が増えれば増えるほど、話せる英語の幅が広がっていきます。
なので、コツコツと英語フレーズを覚えていきましょう。
ステップ3:オンライン英会話でアウトプット
次に、インプットした英語フレーズをオンライン英会話で実際に使ってみましょう。
覚えた英語を実際に使うことにより、英語フレーズが記憶に定着しやすくなります。
より詳しい勉強法については、以下の記事にまとめました。
ぜひ、チェックしてみてください。
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まとめ
以上、「大人になってから英語の勉強を始めても遅くはないよ」という話でした。
上達しにくいスキルはあるものの、大人になってから勉強を始めても英語はちゃんと上達します。
英語は努力した分だけ必ずリターンがあるので、ぜひチャレンジしてみてください。
参考になれば嬉しいです。
では!