この記事が役に立つ人
◆TOEIC 公式問題のどれを解けばいいか分からない人
「どの公式問題集を買えば良いか分からない!」
この記事では、こんな悩みにお答えします。
TOEICの歴史は長く、公式問題集がたくさん出版されています。
これだけ種類があると、「どれを買えば良いか分からない!」のも当然でしょう。
そこでこの記事では「どのTOEIC公式問題集を買えばよいのか?」や「それぞれの公式問題集の特徴」についてまとめてみました。
僕自身、英語学習者で、TOEICのスコアは900点を超えています。
なので、多少は参考になるのではないかなと。
では本題へ!
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最新のTOEIC 公式問題集を選ぼう
TOEIC公式問題集を選ぶ時のポイントは1つだけです。
最新のTOEIC公式問題集を選びましょう。
1番新しいTOEIC公式問題集がもっとも最近の傾向をとらえている
なぜ最新のTOEIC公式問題集を選ぶべきかというと、1番新しい公式問題集がもっとも最近の傾向を反映してるからです。
TOEICは少しずつ難化したり、問題の傾向も少しずつ変わっています。
つまり、古すぎるTOEIC公式問題集で勉強しても、効果が薄いんですね。
なので、TOEIC公式問題集は必ず最新のものを買いましょう。
TOEIC公式問題集だからといって、どれでも良いというわけではないのです。
最新版は「公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 4」
2018年12月発売の公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 4が最も新しい公式問題集です。
最初に買うなら、問題集4を買いましょう。
ポイント
1番新しいTOEIC公式問題集
TOEIC Listening & Reading Test(以下TOEIC L&R)の開発・制作元が、本番のTOEIC L&Rの制作と同じプロセスで書き下ろしています。
練習テストを2回分(計400問)収載。
もちろん「公式」なので、リスニング音声も本番と同じ公式スピーカーが担当しています。
本物のTOEICとクオリティは同じなので、これ以上にTOEIC対策としてピッタリな問題集はないでしょう。
古いTOEIC公式問題集は解くべきか
では、古いTOEIC公式問題集は解くべきなのでしょうか。
結論から言うと、古いTOEIC公式問題集も解いた方がスコアは上がりやすいです。
問題を解くほどTOEICのスコアは上がりやすくなる
TOEIC L&R試験は、あくまでもテストです。
そのため、問題を解けば解くほどテスト形式に慣れるので、スコアが伸びやすくなります。
学生の時、テスト前に過去問を解いたりしませんでしたか?
イメージとしては、そんな感じです。
TOEICも問題を解きまくれば、ハイスコアを狙いやすくなります。
そのため、「問題を解く練習をする」という視点で考えると、古いTOEIC公式問題集を解くのはスコアアップにかなり効果的です。
古すぎるTOEIC公式問題集は解く必要はない
ただし、あまりにも古すぎるTOEIC公式問題集はオススメしません。
買うとしても、発売日が新しい順の3冊までにしておきましょう。
もっと言うと、2冊でも良いと思います。
繰り返しになりますが、古すぎるTOEIC公式問題集だと、最近の傾向からハズれてしまいます。
そのため、古いTOEIC公式問題集だと、TOEIC対策としての効果が弱くなってしまうのです。
公式問題集の効果的な勉強法については、以下の記事に詳しく書きました。
ぜひ、あわせてチェックしてみてください。
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最新のTOEIC公式問題集以外でオススメの問題集
最新のTOEIC公式問題集以外だと、以下の2つが問題演習の教材としてオススメです。
【オススメ】
- 公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 3
- スタディサプリENGLISH
公式TOEIC Listening & Reading 問題集3
2017年12月発売のTOEIC公式問題集です。
難易度ですが、本番よりも少し簡単な感じがしました。
(個人の感想です)
本番よりも少し簡単な気がするんですけど、問題演習として勉強する価値は十分あると思います。
スタディサプリENGLISH

スタディサプリENGLISHは、TOEIC対策のスマホアプリです。
TOEIC公式問題集は3000円以上するにも関わらず、模試2回分しか解けません。
一方、スタディサプリENGLISHは、月額2980円で10回分以上の問題演習をできます。
しかも、1ヶ月ごとに問題が追加されるので、問題数をこなしたい人にピッタリです。
コスパを重視するなら、TOEIC公式問題集よりも、スタディサプリENGLISHの方が良いですね。
【Part1】
【Part2】
【Part3】
【Part4】
【Part5】
【Part6】
【Part7】
またスマホで勉強できるので、TOEIC公式問題集と違って、持ち運びしやすいのもポイントです。
通勤・通学などのスキマ時間を使って、TOEIC形式の問題を解けます。
これは、TOEIC公式問題集にはない利点ですね。
そのほかには、以下のようなメリットがあります。
【スタディサプリENGLISHのメリット】
- 単語・文法からTOEIC全パートの対策までスマホ1つで完結
- TOEIC対策の人気講師による講義を視聴できる
- クイズ感覚で勉強できるため、モチベーション維持をしやすい
- 学習時間を記録できる
有料ではあるものの、ずっと使い続けるわけではないですし、1ヶ月や2ヶ月と決めて勉強をすれば十分に元は取れるでしょう。
月額2980円なので、1日に換算したらたったの96円です。
1日96円で、TOEIC800点、900点に近づけるのなら、安いと思いませんか?
スタディサプリENGLISHは、7日間の無料体験をできます。
なので、無料体験をして自分に合うかどうかを確認した上で、課金するか決めてください。
公式サイト

スタディサプリENGLISIのより詳しいレビューは、以下の記事にまとめました。
ぜひ、あわせてチェックしてみてください。
>> スタディサプリENGLISHの効果をTOEIC900点の僕がガチ検証してみた
TOEIC 公式問題集のおすすめ勉強順
問題演習をするのであれば、以下の順番に勉強するのがオススメです。
【オススメ勉強順】
- 公式TOEIC Listening & Reading 問題集4
- スタディサプリENGLISH
- 公式TOEIC Listening & Reading 問題集3
1番目:公式TOEIC Listening & Reading 問題集4
最初に勉強するべきなのは、公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 4です。
最新の傾向をもっとも反映しているので、やらない理由がないです。
1回解くだけでなく、2〜3周くらい解くと良いと思います。
なぜかと言うと、繰り返し問題を解くことにより、自分の弱点が鮮明になるからです。
自分の弱点が分かったら、その弱点を片っ端から潰していきましょう。
弱点を潰していけば、自然とTOEICのスコアは上がっていきます。
2番目:スタディサプリENGLISH

先ほど書いた通り、スタディサプリENGLISHは、TOEIC公式問題集1冊分以下の値段で、10回分以上の問題演習をできるので、コスパがとても良いです。
さらに言うと、1ヶ月ごとに問題が追加されるので、問題数をこなしたい人にもピッタリです。
TOEIC公式問題集と違って持ち運びしやすく、通勤・通学などの時間でも勉強しやすいのも大きなポイントですね。
個人的には、公式問題集4とスタディサプリENGLISHの併用が良いかなと思います。
家では公式問題集4で勉強して、外出先とか寝る前のちょっとした時間でスタディサプリENGLISHで問題演習をすれば、たくさん問題をこなせるので、一気にスコアアップを期待できます。
有料ではあるものの、ずっと使い続けるわけではないですし、1ヶ月や2ヶ月と決めて勉強をすれば十分に元は取れるでしょう。
月額2980円なので、1日に換算したらたったの96円です。
1日96円で、TOEIC800点、900点に近づけるのなら、安いと思いませんか?
スタディサプリENGLISHは、7日間の無料体験をできます。
なので、無料体験をして自分に合うかどうかを確認した上で、課金するか決めてください。
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スタディサプリ ENGLISHの詳しい体験談については、以下の記事に書きました。
ぜひ、あわせてチェックしてみてください。
>> TOEIC900点の僕が「スタディサプリ ENGLISH」の体験談を書いてみた
3番目:公式TOEIC Listening & Reading 問題集3
2番目に新しいTOEIC公式問題集ですね。
勉強順を3番目としたのは、スタディサプリENGLISHの方が問題演習をたくさんできるのでコスパが良いからです。
スマホアプリで勉強するのに抵抗があるという場合は、公式問題集4の次に公式問題集3で勉強してください。
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もっと古いTOEIC公式問題集の特徴
「もっと古いTOEIC公式問題集もやってみたい」という物好きな人もいるかもしれないので、簡単に古いTOEIC公式問題集の特徴も解説しておきます。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集2
2017年2月に発売された公式問題集です。
個人的な感想を言うと、リーディングパートは本番の方が少しだけ難しいかなと思いました。
リスニングパートは本番と同じくらいな気がします。
公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1
2016年10月発売のTOEIC公式問題集です。
これより古い問題集は、あまり買う価値がないかなと思います。
TOEICが趣味の人向けですね。
Amazonのレビューは低いんですが、「韓国版と内容が同じなのが気に入らない」という訳の分からない人たちが評価を下げてるみたいです(笑)
(日本人なのに、なぜ韓国版を買っているのか・・)
問題の難易度は、若干難しめかなって感じですね。
TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編
TOEICの問題形式が変更になってから、初めて出版されたTOEIC公式問題集です。
新形式に変更する前に発売されていますが、TOEICを作っている団体が「これからはこんな感じのテストになりますよ〜」というロールモデル的な位置づけとなっているようですね。
繰り返しになりますが、TOEIC公式問題集は最新の傾向を捉えている新しいものからやるべきなので、問題をたくさん解きたい人向けです。
TOEICテスト新公式問題集< Vol.6>
これよりもあとに紹介するのは、旧形式のTOEIC公式問題集です。
なので、新形式対応公式問題集に比べると、優先順位は全く高くないですね。
一応、特徴だけさらっと紹介しておきます。
僕がVol.6を解いてみた感想としては、難易度は「普通」です。
旧形式の中では最も新しいので、新形式対応の公式問題集以外であれば、これが1番おすすめです。
TOEICテスト新公式問題集< Vol.5>
Vol.5の難易度的は易しいです。
本試験では必ず出る難しい問題が出題されてないみたいです。
TOEIC 800点台の上級者には、ちょっと物足りない内容かなと思います。
そのためTOEIC上級者は、さほどやる意味がないかもしれないです。
一方で、「TOEICの勉強を最近始めた人」や「スコアがTOEIC600点以下の人」には、Vol.5の難易度は最適なので、個人的にお勧めです。
Vol.5でTOEICに慣れて、徐々に難しい公式問題集にシフトしていくと、スムーズにTOEICの勉強が進むと思います。
TOEIC 公式問題集Vol.5の総評としては、TOEIC上級者にはお勧めしないですが「TOEIC初心者には特にお勧め」です。
TOEICテスト新公式問題集< Vol.4>
Vol.4は直近の3冊の中で1番難しいです。
僕は最初にこの問題集から手を付けたので死にました。
特に早口で訛りのあるオーストラリア人男性のリスニングは英語を聞き取る良い練習になるのではないかと思います。
TOEIC800点台の上級者でも十分勉強になる内容ですね。
少し古いというデメリットはあるものの、難易度が高いので上級者の腕試しに最適だと思います。
まとめ
TOEIC公式問題集は、新しいものから順番にやりましょう。
古いTOEIC公式問題集は、最近の傾向を反映していないので、TOEIC対策の効果としては薄いです。
今から買うのであれば、以下の2冊がオススメです。
コスパを重視するなら、スタディサプリENGLISHもオススメです。
問題演習もたくさんできますし、TOEIC公式問題集よりも持ち運びしやすいので、外出先でも勉強しやすいです。
公式サイト

スタディサプリ ENGLISHの詳しい体験談については、以下の記事に書きました。
ぜひ、あわせてチェックしてみてください。
>> TOEIC900点の僕が「スタディサプリ ENGLISH」の体験談を書いてみた
ちなみに、TOEIC公式問題集はただ解くだけではダメです。
解き終わったら、必ず復習しましょう。
TOEIC公式問題集の効果的な勉強法については、以下の記事に詳しく書きました。
あわせてチェックすると、TOEIC公式問題集を最大限に活用できると思います。
【初心者向け追記】
ちなみに、僕が1番オススメしているのは、究極の模試を解いてからTOEIC公式問題集を解くことです。
なぜかというと、究極の模試はTOEIC公式問題集に比べると解説がかなり詳しいからです。
TOEICの勉強を始めたばかりの人でも、取り組みやすいと思います。
究極の模試については、以下の記事をどうぞ。
>> 【厳選】TOEIC公式問題集以外でおすすめの模試を紹介する
参考になれば嬉しいです。
では!