「瞬間英作文ってどうやってやれば良いんだろう?
効果的な勉強を知りたい。」
たしかに、どうせやるなら効果的に瞬間英作文をやりたいですよね。
その気持ち、よく分かります。
そこでこの記事では
- 瞬間英作文にはどのような効果があるのか
- 瞬間英作文のおすすめ勉強法
- 瞬間英作文のおすすめ教材・参考書
についてまとめてみました。
この記事を書いている僕は、TOEIC900点や国家資格である通訳案内士を持っています。
なので、多少は参考になるかなと。
では本題へ!
そもそも瞬間英作文って何?
具体的な勉強法について解説する前に、「そもそも瞬間英作文とは、どんな勉強法なのか」を説明します。
瞬間英作文は日本語を英語に素早く変換するトレーニング
瞬間英作文とは、日本語文を見て、素早く英語に変換するトレーニングです。
例えば、以下のような日本語の文があります。
【例】
彼は東京で10年以上働いています。
この英語を素早く英語に変換します。
【解答】
He has lived in Tokyo for over 10 years.
これが瞬間英作文です。
瞬間英作文は英語の4技能すべてに効果がある
冒頭に書いた通り、僕はTOEIC900点・通訳案内士資格を持っています。
その経験から言うと、瞬間英作文は英語の4技能すべてを鍛えるのに効果的です。
【瞬間英作文の効果】
- スピーキング力アップ
- ライティング力アップ
- リスニング力アップ
- リーディング力アップ
なぜかというと、瞬間英作文のトレーニングを積むと、英語を英語のまま理解できるようになるからです。
英語を英語のまま理解できれば、スピーキング力も上がりますし、ライティング力も上がります。
もちろん、リスニング力・リーディング力も上がるのです。
以上のような理由から、瞬間英作文のトレーニングは英語の上達には欠かせない勉強法と言えます。
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英語を話せるようになる瞬間英作文の効果的なやり方
次に瞬間英作文の効果的なやり方について解説します。
僕は以下のようなステップでいつも瞬間英作文をしています。
【瞬間英作文のやり方】
- 英文の意味を理解する
- 音読する
- 繰り返し瞬間英作文をする
では、それぞれのステップについて詳しく解説します。
ステップ1:英文の意味を理解する
「田中さんは手伝ってほしいと私に頼んだ。」という文章を瞬間英作文するとします。
瞬間英作文初心者の場合、いきなりこれを英語にしろと言われても、たぶんできないはずです。
なので、まず回答を見ちゃいましょう。
で、回答例が「Mr.Tanaka asked me to help.」だったとします。
まずは、この「Mr.Tanaka asked me to help.」という英語を品詞分解して意味を理解するようにしてください。
最初のステップである「英文の意味を理解する」は非常に重要です。
分からない英単語・英文法が含まれている場合は、きちんと理解するようにしましょう。
英語の語順で意味を理解すると効果的
英文の意味を理解するときは、日本語の語順ではなく英語の語順で理解するようにしてください。
先ほどの例文では、以下のように訳していました。
【例文】
Mr.Tanaka asked me to help.
訳:田中さんは手伝って欲しいと私に頼んだ。
しかし、英語の語順で訳すと以下のようになります。
【例文】
Mr.Tanaka asked me to help.
訳:田中さんは頼んだ。私に。手伝うように。
こうやって比較すると、日本語と英語の語順ってかなり違いますよね。
実はこの語順の違いが、日本人が英語に苦手意識を持つ一因となっているのです。
英語の語順で訳すことにより、英語を英語のまま理解できるようになってきます。
そのため、英語の語順のまま意味を理解するようにしましょう。
ステップ2:音読する
ステップ2が音読です。
ステップ1で理解した英語を音読します。
音読することによって、英文を効率よくインプットできるようになります。
音読は何回すれば良いのか
よく「何回くらい音読すれば良いですか?」と聞かれます。
結論から言うと、人によって違います。
目安としては、つっかえることなくスラスラ話せるまでです。
10回音読してつっかえなければ10回でOKです。
100回音読してもつっかえるのであれば、100回以上音読する必要があります。
回数ベースで考えるのはやめてください。
成果ベースで考えるようにしましょう。
発音・アクセント・イントネーションを意識しながら音読しよう
音読するときは、発音・アクセント・イントネーションを意識しましょう。
日本語の発音・アクセント・イントネーションのまま音読しても意味がありません。
音声CDをマネながら音読してください。
発音の勉強したことがない場合は、この機会にちゃんとしておきましょう。
「She」と「Sea」の発音の違いは分かりますか?
「Light」と「Right」の発音の違いは分かりますか?
英語と日本語の発音は全く異なります。
これらの発音の違いが分かっていないと、伝えたいことを正確に伝えられません。
おすすめの発音教材については、以下の記事にまとめてあります。
ぜひ、チェックしてみてください。
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ステップ3:繰り返し瞬間英作文をする
最後のステップでは、本格的に瞬間英作文をしていきます。
日本語文をみて、すぐに英語へ変換する練習をしましょう。
【例】
彼は東京で10年以上働いています。
↓すばやく変換
He has lived in Tokyo for over 10 years.
瞬間英作文は、繰り返し行うことにより効果を発揮します。
泥くさいですが、同じ例文を反復練習しましょう。
例えば、「私はあなたを愛してます」を英語に変換しろと言われたら、瞬時に「I love you」と変換できますよね?
このように、瞬時に変換できるまで繰り返し練習してください。
この反復練習が、あなたの英語力を劇的に向上させます。
おすすめの瞬間英作文の参考書・教材
最後に瞬間英作文のオススメ教材を紹介します。
とりあえず、これから紹介する2冊をやっておけばOKです。
1:英語のスピーキングが驚くほど上達する NOBU式トレーニング
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瞬間英作文の最初の教材としておすすめなのが、英語のスピーキングが驚くほど上達するNOBU式トレーニングです。
1:例文がシンプルかつ自然な英語表現
最初の利点が、「シンプルかつ自然な英語表現」ということ。
シンプルであるがゆえに、普段の英会話でもかなり使いやすいです。
また著者が米国出身のバイリンガルというのも特徴で、日本人著者にありがちな不自然な英語表現がありません。
かなりナチュラルな英語表現を学べます。
2:中学生レベルの英語で構成されている
2つめのポイントが、中学生レベルの英語で構成されているということ。
意外と中学生レベルの英語でも、瞬時に英語へ変換するのは難しかったります。
中学生レベルの英語だけでも話せる英語の幅は広がるので、まずは中学生レベルの英語をしっかり身につけましょう。
学生レベルの英語で構成されているので、英語が苦手な人でも取り組みやすい参考書だと思います。
3:効果的な勉強法の解説つき
3つ目のポイントが、効果的な勉強法の解説つきということ。
参考書の冒頭に、効果的な勉強法について解説されています。
これをチェックした上で勉強すれば、効果的に勉強を進められます。
2:英会話に必要な瞬発力を身につける NOBU式トレーニング 実践編
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2冊目も同じ著者の参考書です。
こちらも本当におすすめ。
1冊目の教材は、
私はカフェにいます
↓
I'm at a cafe.
のような、いたって普通の瞬間英作文の参考書でした。
2冊目はちょっと違っていて、質問されたことを瞬時に回答できるようにするための教材です。
例えば
What did you do on the weekend?(週末は何をしましたか?)
↓
I played tennis.(テニスをしました)
みたいな感じですね。
Q&A形式で徹底的にパッと返事をする練習をする
↓
相手の質問に対してどう答えればいいのかが身につく
↓
実践的な会話力がどんどん身につく
というわけです。
本当におすすめの教材なのでぜひ!
そのほか英会話力を効果的に鍛えられるオススメ教材ついては、以下の記事に詳しくまとめました。
興味があれば、ぜひチェックしてみてください。
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まとめ
以上、瞬間英作文の効果的な勉強法とおすすめ教材でした。
この記事で紹介した通りに勉強すれば、着実に英会話力を鍛えられます。
ぜひトライしてみてください。
では!