「英語の発音って独学で矯正できるのかな?
効果的な発音の勉強法を知りたい。」
たしかに、英語の発音ってどうやって勉強したら良いから分からないですよね。
その気持ち、良く分かります。
そこでこの記事では
- 英語の発音を独学する方法
- 発音のオススメ参考書
などについてまとめてみました。
この記事を書いている僕は、TOEIC900点や国家資格である通訳案内士を持っています。
なので、多少は参考になるかなと。
では本題へ!
独学で英語の発音矯正をする方法
独学で英語の発音矯正をするなら、以下の2つだけ覚えておきましょう。
最初に英語の発音ルールを学ぼう
最初にやるべきことは、英語の発音ルールを学ぶことです。
日本語と英語は、かなり発音が違います。
例えば、「She(彼女は)」と「See(〜を見る)」を日本人は「シー」と発音しがちですが、これらは同じ発音ではありません。
「Right」と「Light」、「But」と「Bat」もそうです。
カタカナ英語だと発音は同じなのですが、英語の発音は違います。
そのため、最初に英語の発音ルールを覚えることが重要なのです。
発音ルールを覚えるのにオススメの参考書・教材
発音の教材としては、以下の3つがオススメです。
フォニックス<発音>トレーニングBOOK
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まずオススメしたいのが、フォニックス<発音>トレーニングBOOKという教材。
英語の発音を独学するなら、この参考書がとにかく分かりやすいです。
フォニックスを買っておけば、英語の発音ルールを一通り学ぶことができます。
発音学習初心者は、とりあえずフォニックスを買っておきましょう。
<フォニックス>できれいな英語の発音がおもしろいほど身につく本
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この参考書は1冊目に紹介したフォニックスの姉妹本ですね。
1冊目の参考書は発音の基本的なルールを学ぶことに主眼を置いていますが、『<フォニックス>できれいな英語の発音がおもしろいほど身につく本』はリンキングや音の消失を学べます。
例えば、check it outは「チェック イット アウト」と聞こえず「チェケラ」と聞こえたり、He is about to runは「ヒー イズ アバウト トゥ ラン」ではなく「ヒー イズ アバウ トゥ ラン」と聞こえるんですね。
こういった音の変化を知っていると、かなり英語っぽく話せるようになるのです。
発音をキレイにしたいなら、1冊目と合わせて勉強することを強くオススメします。
リンキング・音の消失について詳しく知りたい人は、以下の記事をチェックしてみてください。
英語耳[改訂・新CD版] 発音ができるとリスニングができる
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最後にオススメしたいのが、英語耳改訂・新CD版 発音ができるとリスニングができるです。
1冊目に紹介したフォニックスはスペルから英語の発音を学ぶ参考書なのですが、英語耳は発音記号を学べる参考書となっています。
発音記号とは、単語帳とか辞書などに小さく書かれている記号です。
具体的には、こんな感じのやつですね。
【発音記号の例】
ӕ、ɑ、ʌ、ə、ɔ、ʃ、ʒ、θ、ð、ŋ、j
「発音記号の読み方が分からない」
という人は意外と多いのですけど、発音記号を知っていると英語の勉強がはかどりやすいです。
英語耳は必須ではないですが、薄い参考書なので勉強できるのならやっておくことをオススメします。
自分の発音が合っているかを確認しながら勉強しよう
発音の勉強をする際は、「自分の発音が合っているか」を確認しながらやりましょう。
なぜなら、自分では「ちゃんと発音できている!!」と思っていても、意外とできていないからです。
自分の発音を確認する方法としては、Google翻訳を使うのがオススメです。
Google翻訳で英語の発音を確認する方法
Google翻訳では、たったの2ステップで英語の発音を確認できます。
ステップ1:マイクのアイコンを押す
最初にマイクのアイコンを押してください。
ステップ2:発音を確認したい英語を話す
マイクのアイコンを押すと、「お話しください」と言われるので、発音を確認したい英語を話します。
今回は"World"の発音を確認してみました。
正しく発音されれば、worldと表示されます。
ちなみに単語だけでなく、文章でも発音を確認できます。
Google翻訳の良いところは、自分の発音を確認できるだけではありません。
スピーカーのアイコンを押すと、正しい発音を聞くことができます。
下の画像の場合、「I'm a samurai」と、正しい発音でちゃんと話してくれます。
発音を確認するだけなら、Google翻訳が1番手軽で良いかなと思います。
発音の勉強をする際は、ぜひ使ってみてください。
ポイント
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オンライン英会話で発音学習をするのもオススメ
ひと通り発音のルールを学んだら、オンライン英会話で発音レッスンを受けてみるのもオススメです。
オンライン英会話で発音学習をするメリット
オンライン英会話の良いところは、イントネーションも確認してもらえる点。
英語は発音だけ良ければOKというわけではなく、イントネーションも良くないと自分の言いたいことが伝わりにくいのです。
これはオンライン英会話の先生が言っていたのですが、
「日本人の英語は発音も良くないが、イントネーションもフラットでさらに聞き取りにくい」
とのことでした。
そのため、発音にプラスしてイントネーションもチェックしてもらった方が断然良いのです。
あと、オンライン英会話での発音学習は、Google翻訳を使った勉強よりも楽しいですね。
やはり「自分の英語がちゃんと伝わった」という経験を得られると、モチベーションもかなり上がります。
オンライン英会話で発音学習をする方法
オンライン英会話で発音やイントネーションを鍛える方法ですが、各オンライン英会話サービスが提供しているテキストを利用するのがオススメです。
オンライン英会話には、たくさん教材があります。
その教材を音読して、発音やイントネーションをチェックしてもらいましょう。
教材は自分が興味があるものを選べばOKです。
海外旅行がテーマの教材でも良いですし、仕事がテーマの教材でも良いです。
具体的には、以下のように先生に伝えてレッスンをしましょう。
【手順】
1:Today I’d like to practice reading aloud.
訳:今日は音読の練習をしたいです。
2:I'd like to use the text 〇〇.
訳:〇〇というテキストを使いたいです。
3:Could you check my pronunciation, intonation and accent?
訳:発音、イントネーション、アクセントを確認してくれませんか?
どのオンライン英会話を使えば良いかですが、月額料金の安いレアジョブ英会話で良いかなと思います。
レアジョブ英会話では、無料体験レッスンを受けられます。
興味があれば、チェックしてみてください。
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そのほかオススメのオンライン英会話サービスについては、以下の記事にまとめました。
よく読まれている記事なので、比較検討したい人にオススメです。
あわせて読みたい
英語の発音は完璧を目指す必要はないという話
最後に
「英語の発音は完璧を目指す必要はない」
という話をしたいと思います。
ネイティブレベルの発音を目指すのはコスパが悪い
「ネイティブレベルの発音を目指したい!」と言う人がたまにいます。
しかし、ネイティブレベルの発音を目指すのは、ぶっちゃけコスパが悪いです。
あなたが20代以上である場合は、特に目指さない方が良いかなと思います。
なぜかというと、ネイティブレベルの発音を習得するには年齢の若さが重要だから。
まだ10代であればネイティブレベルの発音も目指せるかもしれないですが、20代以上であればかなり厳しいかなと。(というか、無理だと思う)
「どうしてもネイティブレベルを目指したい」というなら頑張っても良いけど、ネイティブレベルにこだわりがないのであれば、「ノンネイティブの割には発音キレイですね」レベルを目指すのがちょうど良いと思います。
英語の発音学習は"言いたいことが伝わるレベル"で十分です
例えば、サッカーを上手くなりたいと思ったとき、「サッカー選手になるレベルでないとダメだ!」と言われたら、「この人、頭おかしいのかな?」って思いますよね?
それと同じです。
英語の発音もネイティブレベルを目指す必要はありません。
発音学習は”言いたいことが伝わるレベル”で十分なのです。
発音はキレイだけどペラペラ英会話できないより、発音はそこそこだけどペラペラ英語を話せた方が良くないですか?
後者の方が海外旅行でも役立ちますし、仕事や転職活動でもプラスになります。
発音がキレイなだけでは、正直メリットがあまりありません。
ネイティブレベルの発音を目指しても、そこまで大きなメリットはないです。
発音は"言いたいことが伝わるレベル"を目指しましょう。
発音の勉強に時間を割くよりも、ペラペラ英語を話すためのトレーニングに時間を使った方が断然コスパが良いです。
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まとめ
以上、英語の発音を独学する方法でした。
発音は独学でも矯正可能なので、ぜひトライしてみてください。
参考になれば嬉しいです。
では!