K-POPアーティストのBTS(防弾少年団)、とても流行っていますよね。
2019年1月の名古屋でのライブに、僕も連れて行ってもらったのですが、ダンスはキレキレだし、歌は上手いしでとても感動しました。
で、個人的に特に気になったのが、英語の発音の良さです。
正直、日本人アーティストだと、「う〜ん」という感じの人が多いのですが、BTS(防弾少年団)は英語も上手いですね。
そこでこの記事では、
- BTS(防弾少年団)の英語の発音がキレイに聞こえる理由
についてまとめてみました。
この記事を書いている僕は、TOEIC900点や国家資格である通訳案内士を持っています。
なので、多少は参考になるかなと。
では本題へ!
BTS(防弾少年団)の発音がキレイなのには理由がある
なぜBTS(防弾少年団)の英語の発音はキレイに聞こえるのでしょうか。
BTS(防弾少年団)は英語の発音ルールを守っている
BTS(防弾少年団)は、英語の発音ルールを守って英語詞を歌っています。
そのため、キレイな英語に聞こえるわけです。
僕自身は、韓国語を学んだことはないですが、韓国語と英語で発音方法が全く同じということはないと思うので、かなり英語の発音トレーニングをされているのだろうなと感じました。
日本人アーティストは発音ルールを守っていないことが多い
日本人アーティストの曲を聴いていて、「日本語なまりがすごいなぁ」と思ったことはないですか?
なぜ日本語なまりの英語に聞こえるかというと、日本人アーティストは発音ルールを守っていないことが多いからです。
日本人アーティストは、日本語の似ている発音を無理やり英語の発音に置き換えているがゆえに、日本語なまりの英語になってしまうというわけですね。
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BTS(防弾少年団)はRの発音がキレイ
BTS(防弾少年団)は、日本人アーティストが苦手とするRの発音をちゃんとしています。
Rの発音をできると英語っぽく聞こえる
多くの日本人アーティストは、「Lの発音」と「Rの発音」の違いを理解していません。
たとえば、「Light(光)」と「Right(右)」は、日本語ではどちらも「ライト」と発音します。
しかし、実は英語だと全く違った発音なのです。
Lightは「ライト」と発音してOKですが、Rightは巻き舌で「ゥライト」のように発音します。
日本人からするとあまり変わらないように聞こえますが、この差を意識するだけで英語っぽさが増します。
BTS(防弾少年団)のRの発音
Rの発音の例として、Runを聴いてみましょう。
サビの「Run, run, run」をよくよく聴いてみると、「ラン」、「ラン」、「ラン」ではなく、「ゥラン、ゥラン、ゥラン」と発音していることが分かると思います。
「ア」の発音も完璧なBTS(防弾少年団)
BTS(防弾少年団)は、「ア」の発音もしっかりできています。
アの発音をできると英語っぽく聞こえる
日本語では「ア」の発音は1つだけですが、英語には大きく分けて3つあります。
1つ目が日本語と同じような「ア」。
2つ目が物忘れに気付いた時のような「あっ」という発音。
そして3つ目が、エとアが混ざったような「ェア」のような発音です。
1つ目と2つ目の「ア」の発音は特に難しくないですが、3番目の「ア」の発音が日本人は本当に苦手です。
しかしBTS(防弾少年団)は、3番目の「ア」の発音もちゃんとできています。
BTS(防弾少年団)の「ア」の発音
「ア」の発音の具体例としては、MIC Drop(Steve Aoki Remix)の「Did you see my bag?」の「bag」の部分です。
日本語だと「バッグ」と発音しますが、英語だと「バェァッグ」のように、少し小さい"エ"が入ったような発音となります。
BTSのbagの発音もよくよく聴いてみると、 「バェァッグ」のように発音していることが分かると思います。
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BTS(防弾少年団)はthの発音も完璧
BTS(防弾少年団)は、日本人が苦手とするthの発音もちゃんとできています。
日本人が苦手なthの発音もBTS(防弾少年団)は発音できている
thの発音は日本語にない発音なので、日本人はとても苦手です。
具体的にいうと、日本人はTheを「ザ」と発音することが多いですが、これは発音としては0点で伝わりません。
thの音は「両前歯で下の先を軽く噛み、スッと息を吐きながら舌を引っ込めた時の音」です。
これは日本語にはない発音なので日本人アーティストはとても苦手ですが、BTS(防弾少年団)はちゃんと発音できています。
BTS(防弾少年団)のthの発音
thの発音に関しては、MVからではなく、unicefでのRMさんのスピーチをチェックしてみましょう。
注目すべきは、「I think〜」の部分ですね。
日本人はthinkを「シンク」と発音しがちです。
しかしRMさんは、「シンク」と発音していないのが分かると思います。
BTS(防弾少年団)はリンキングもキレイ
BTS(防弾少年団)は、リンキングもとても上手いです。
リンキングができるとより英語っぽく聞こえる
リンキングを理解していると、より英語っぽく聞こえるようになります。
例えばDJの人がよく「チェキラ」って言ってますよね。
これは「Check it out」という単語がつながって、「チェキラ」と聞こえるのです。
この単語と単語がつながることを「リンキング」と言います。
先ほども書いたように、BTS(防弾少年団)もリンキングがうまいです。
BTS(防弾少年団)のリンキング
Save Meを例に出します。
サビの「I need your love」の、「need your」の部分がリンキングしています。
「ニード ヨア」ではなく、needとyourの音がくっついて「ニージョア」のように聞こえますよね?
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結論:BTS(防弾少年団)の発音はかなりキレイ
BTS(防弾少年団)の英語の発音は全体的にとてもキレイです。
ネイティブじゃないのだから完璧じゃなくて当たり前
この記事を書くにあたり、BTS(防弾少年団)の英語の発音に関する記事を色々と読んでみたのですが、全体的に厳しいなと思いました。
正直、ネイティブじゃないのにこのレベルはすごいと思います。
ハッキリ言って、十分上手いです。
世界で売れていることが、何よりの証拠ではないでしょうか。
BTS(防弾少年団)のようなキレイな発音になりたい人にオススメの勉強法
BTS(防弾少年団)のようなキレイな発音になりたい人は、以下の記事で紹介した勉強法がオススメです。
実際に僕がやった発音学習について、まとめてあります。
あわせて読みたい
僕自身、BTS(防弾少年団)レベルでキレイな発音かと言われると微妙なのですが、一応TOEIC S&Wという試験で3段階中もっとも評価の高い"HIGH"の認定を受けています。
彼らレベルのキレイな発音になるのは、かなり努力を要しますが、決して不可能ではありません。
興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
BTS(防弾少年団)の英語の発音はキレイです。
日本人アーティストだと、ここまでのレベルはなかなかいないと思います。
参考になれば嬉しいです。
では!