「通訳案内士試験って独学できるのかな?
できるなら、効果的な独学のやり方を知りたい。」
結論から言うと、独学でも合格可能です。
実際、僕は独学で通訳案内士試験に合格できました。(英語)
そこでのこの記事では
- 通訳案内士試験が独学でもOKな理由
- 通訳案内士試験を独学するコツ
についてまとめてみました。
これから通訳案内士試験を受けようかなと思っている人の役に立てば嬉しいです。
では本題へ。
通訳案内士試験は独学できる? → 独学でOKです
冒頭にも書いた通り、通訳案内士試験は独学でも合格を狙えます。
というか、わざわざ対策講座に通うよりも、独学した方が良いと思います。
通訳案内士対策は独学した方が良い理由
理由としては、以下の2つが挙げられます。
理由1:試験勉強は暗記するだけ
通訳案内士試験は、ぶっちゃけると暗記するだけの試験です。
数学や物理のような思考力を問われるわけではないので、特に教わることはないんですよね。
ひたすら暗記していればOKなのです。
適切な教材・参考書を買って、それを覚えるだけで十分合格を狙えます。
実際、僕は対策講座に通うことなく、通訳案内士試験をパスできました。(詳しくは後述)
理由2:通訳案内士の対策講座はコスパが良くない
2つ目の理由は、コスパが良くないということ。
1番高い講座だと30万円くらいかかるのですが、正直かなり高いなという印象です。
勉強にお金をかけるのは悪いことではありません。
けど、30万円の価値があるかと言われると微妙かなと。
例えば、僕が通訳案内士試験のために使った教材費って2万円くらいです。
これとは別に月額6000円で毎日英会話レッスンを受けられるオンライン英会話の契約をしましたが、それでもトータル10万円もかかっていません。
さらに言えば、対策講座を取ると、通学時間という目に見えないコストもかかってきます。
通学なんかに時間をかけるなら、その時間を家での暗記に使った方が絶対に良いです。
全体的に、対策講座はコスパが悪いと僕は考えています。
通訳案内士試験の対策講座に通った方が良い人
ここまで、「通訳案内士試験のために対策講座は通わなくてOK」と書いてきました。
ただ、もしも以下に該当するであれば独学しないという選択もアリだと思います。
その1:勉強のモチベーションを保てず三日坊主になりそうな人
お金を払うことにより、
「せっかく払ったんだから、元を取ろう!」
という気持ちが働きます。
また、通訳案内士試験の対策講座には「しっかり勉強したい」というモチベーションの高い人が集まります。
例えば中学生のくらいの時って、不良は不良同士、勉強を頑張るタイプは勉強を頑張るタイプと仲が良かったですよね?
つまり、モチベーション高く勉強したければ、モチベーションの高い人と同じ空間にいれば良いのです。
類は友を呼ぶので、周りにやる気に満ちあふれた人が多くいると自分のやる気もアップしやすくなります。
その結果、勉強が三日坊主になりにくくなるのです。
その2:通訳案内士志望の仲間がほしい人
通訳案内士志望の仲間がいると、情報交換をしやすいです。
僕は完全に独学だったので、横のつながりが全くありません。
こういったコネクションは簡単に作れるものではないので、対策講座なら作りやすいんじゃないかなと。
勉強のモチベーションも保てる上、合格後も情報交換もできます。
「コネクションにお金を払う価値がある」と考えるなら、対策講座にお金を使うという選択肢もアリでしょう。
その3:お金に余裕がある
最後の条件は、お金に余裕があるということ。
お金に余裕があるのなら、独学しないという選択をするのも良いと思います。
カリキュラムが決まっており、それに沿って勉強をすれば良いだけなので楽です。
無料体験をやっているスクールもあるので、そういった体験授業を受けてから学校に通うか独学するか決めてください。
どの対策講座を選ぶかは、合格実績をちゃんと確認した上でやりましょう。
通訳案内士試験のようなマイナーな対策講座だと競争原理が働きにくいため、「実は合格率の低いスクールだった」なんて可能性もあり得るので注意してください。
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通訳案内士試験の具体的な独学法
次に、独学のコツについて解説していきます。
通訳案内士試験 一次試験(筆記)を独学するコツ
先ほども書いたように、一次試験は暗記科目のみで構成されているので、参考書を買って暗記するだけです。
なので以下の記事を参考に参考書を買って、ひたすら暗記してください。
ちなみに英語の一次試験は、TOEIC900点以上で免除となるので免除を狙いましょう。
より詳しく、は以下の記事をどうぞ。
あわせて読みたい
「暗記しろと言われても、それができないから困っているんだ」
という人もいると思うので、僕が心がけていた暗記の秘訣を紹介します。
僕が暗記をする時に、心がけていたのは以下の2つです。
コツ1:1度に全てを覚えようとしない
最初のコツが、「1度に全てを覚えようとしない」ということです。
参考書の1周目から隅から隅まで覚えようとすると、勉強がしんどくなってしまいます。
「1度では覚えられないから、1周目はとりあえず大まかに覚えよう」
と、気軽な気持ちで勉強しましょう。
こう考えるだけで、「全然覚えられないやんけ。。」と自己嫌悪に陥りにくくなるので、モチベーションを保ちやすくなります。
さらに言うと、僕の経験上1周を完璧にこなすより、適当に何周も勉強した方が記憶への定着が良いです。
軽い気持ちで何周も勉強して、地道に少しずつ覚えていきましょう。
2:ちゃんと睡眠を取る
人間の記憶は睡眠中に整理されます。
寝ている間に覚えたことが整理されて、記憶に残りやすくなるのです。
僕は学生時代、テスト前日に一気に詰め込むタイプだったのですが、絶対に徹夜だけはしませんでした。
睡眠時間は削るものの、必ず仮眠は取るようにしていたのです。
なぜかというと、ちゃんと寝るだけで記憶が定着しやすくなるから。
数時間だけでも睡眠を取ることにより、格段に記憶に残りやすくなるのです。
通訳案内士試験はほぼ暗記なので、睡眠時間はちゃんと確保しましょう。
そして朝の通勤・通学時に勉強したことを復習するサイクルを作ると、さらに記憶に定着しやすくなります。
一次試験の効果的な対策法・オススメ参考書については、以下の記事にまとめました。
ぜひチェックしてみてください。
通訳案内士試験 二次試験(口述)を独学するコツ
口述試験をパスするのに、個人的に特に重要だと考えているのは以下の2つです。
1:覚えるトピックを絞る
口述試験の中でも特に難しいのが、プレゼンテーションでしょう。
プレゼンテーションのお題となりうることは「外国人観光客が興味を持ちそうなこと」です。
要するに、範囲がかなり広いんですね。
なので、トピックを100個くらいに絞って、それを確実に覚えていきましょう。
300個のトピックをあやふやに覚えているより、100個を確実に覚えている方が試験をパスする確率は高くなります。
忍者や侍など、メジャーなお題を中心に覚えるのがオススメです。
2:一次試験が終わったら、すぐに勉強を始める
2つ目に心がけたいのが、「一次試験が終わったら、すぐに勉強を始める」ということ。
実を言うと、僕は初受験の時、確実に一次試験で落ちたと思ったので、二次試験の対策を全くしていなかったんですね。
しかし、予想外に受かってしまったのです。
それが分かったのが、二次試験の3週間前。
当然、対策する時間がありませんでした。
で、けっきょく翌年もう1度受験するハメになったのです。
手応えがなかったとしても、意外と受かっていたりします。
特に試験が難化した場合は合格ラインが下がるので、一次試験ができなかったとしても諦めずに二次試験の対策を始めましょう。
二次試験の効果的な対策法・オススメ参考書については、以下の記事にまとめました。
ぜひチェックしてみてください。
まとめ
以上が、「通訳案内士試験は独学できるか」についての解説でした。
独学でも合格は狙えるので、ぜひ頑張ってみてください。
対策講座は、以下に該当する人なら選択肢としてはアリだと思います。
【オススメ】
- 勉強のモチベーションを保てず三日坊主になりそうな人
- 通訳案内士志望の仲間がほしい人
- お金に余裕がある
ちなみに、合格体験記については以下の記事にまとめました。
興味があれば、チェックしてみてください。
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参考になれば嬉しいです。
では!