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通訳案内士試験は英語力のレベルがどれくらいなら受かる?

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◆通訳案内士試験を受けようと思っている人


 

「通訳案内士試験に合格するには、英語力のレベルがどれくらいなら受かるんだろう?」

 

この記事では、こんな疑問にお答えします。

 

通訳案内士試験の情報は少ないので、たしかに気になりますよね。

 

僕自身、通訳案内士の資格を持っているので、多少は参考になるのではないかなと。

 

では本題へ!

 

 

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通訳案内士試験の難易度はどれくらい?-合格できる英語レベルとは-

 

通訳案内士試験では、高いレベルで「読む」、「聴く」、「書く」、「話す」の4技能が求められます。

 

では、どれくらいのレベルが求められるのか。

 

話を分かりやすくするために「TOEICのスコア換算」で紹介します。

 

僕が通訳案内士試験にパスした時のTOEICスコアは、以下のような感じでした。

 

通訳案内士試験に受かるためには最低でもTOEIC L&R800点以上が必要

TOEIC L&Rはリスニングとリーディングを測る試験で990点満点です。

 

僕が通訳案内士試験を受かった時の最高スコアは、リスニングが460点、リーディングが445点でした。

 

合計905点ですね。

 

ただ僕の感想としては、TOEIC900点を取れなくても受かる可能性はあると思っています。

 

800点台であれば、合格の可能性は十分あるでしょう。

 

TOEIC800点を取れるのであれば、英語の基礎は身についているからです。

 

一方800点未満の場合は、正直かなり厳しいです。

 

なぜなら、800点すら取れないということは、英語の基礎が十分できていないからです。

 

TOEIC800点未満だと、通訳案内士試験の面接官が何を言っているのか理解できないでしょう。

 

TOEIC L&Rのスコア別の目安は以下の通りです。

 

ぜひ、あわせてチェックしてみてください。

>>【TOEIC L&R】スコア別の目安を徹底解説-実際どれくらいの実力なの?-

 

通訳案内士試験に受かるにはTOEIC S&W320点以上が必要

TOEIC S&Wはスピーキングとライティングを測る試験で、合計400点満点です。

 

僕が通訳案内士試験を受かった時の最高スコアは、スピーキングが160点、ライティングが190点でした。

 

合計350点です。

 

僕の体感としては、TOEIC S&Wで320点を下回っていると、合格はかなり厳しいかなといった感じです。

 

特にスピーキングが150点を下回っていると赤信号ですね。

 

スピーキングが150点を下回っていると、自分が言いたいことを英語で伝えるのは少し難しいです。

 

ちなみに、TOEIC S&Wのスコア別の目安は以下の通りです。

>>【TOEIC S&W】スコア別の目安を徹底解説!

 

 

TOEICのスコアが高くても通訳案内士試験に受かるとは限らない

 

先ほども書いたように、僕が通訳案内士試験をパスした時の英語力は、「TOEIC L&R 905点」、「TOEIC S&Wが350点」でした。

 

つまり、これくらいのスコアを取れれば、通訳案内士試験に合格できる可能性があると言えます。

 

ただし、TOEICのスコアはあくまでも目安です。

 

TOEICのスコアが高ければ、確実に通訳案内士試験をパスできるというわけではありません

 

TOEICハイスコアでも確実に通訳案内士試験に合格的ない理由

なぜ、TOEICのスコアが高くても確実に受からないかというと理由は2つあります。

 

理由1:TOEICと通訳案内士試験は完全に別もの

1つ目の理由が、TOEICと通訳案内士試験は完全に別ものだということです。

 

TOEICと通訳案内士試験では、使われる英語の種類が全く違います。

 

TOEICは日常生活でよく使われる英語が中心

TOEICは日常生活でよく使われる英語が中心です。

 

使用頻度の多い英語メインの試験なので、大学受験などで英語を勉強した人にとっては比較的ハイスコアを取りやすかったります。

 

通訳案内士試験は日常生活であまり使わない英語をたくさん覚える必要がある

一方、通訳案内士試験は、日常生活であまり使わない英語が出題されます。

 

例えば、「多神教」や「鎖国」、「山車」などを英語で説明することを求められるので、少し特殊な英語を勉強しなければなりません。

 

理由2:運に左右されがち

そして2つ目の理由が、運に左右されやすいということ。

 

僕が特に運に左右されるなぁと思ったのは、口述試験のプレゼンテーションです。

 

プレゼンテーションではお題が3つ提示されて、その中の1つを選んでプレゼンします。

 

仮に「多神教」、「葵祭」、「ラムサール条約」がお題として出されたとしましょう。

 

しかし、提示された3つのテーマを全部知らなかったらどうでしょうか?

 

即受験失敗が確定してしまうのです。

 

僕が初めて受験した時はまさにこのパターンで、完全にお手上げでした。

 

TOEICでハイスコアを取れない人は通訳案内士試験も受からない

ただし、勘違いしてほしくないのですが、僕が言いたいのは「TOEICの勉強なんて意味ないじゃん」ということではありません

 

むしろ、TOEICの勉強は通訳案内士試験をパスする上で非常に重要です。

 

理由は2つあります。

 

理由1:TOEICよりも通訳案内士試験の方が難易度が高い

まず通訳案内士試験の方が、求められる英語力が高いです。

 

そのため、TOEICをできない人は、ほぼほぼ通訳案内士試験も受かりません

 

基礎的な英語力をつける上でTOEICはとても有用な試験なので、ちゃんと受験することをオススメします。

 

理由2:TOEICのスコアが高ければ一次試験が免除される

詳しくはあとで書きますが、TOEICのスコアが高ければ一次試験の英語が免除されます。

 

英語の一次試験が免除されると、歴史、地理、一般常識の勉強に時間を取れるので、合格にかなり近づくのです。

 

免除を狙う上でも、TOEICの受験はオススメです。

 

 

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通訳案内士試験をパスするための英語学習法

 

次に僕が通訳案内士試験をパスするためにやった英語学習法について簡単に解説します。

 

通訳案内士 一次試験の英語勉強法

通訳案内士の一次試験は、TOEICで一定のスコアを取れれば免除されます

 

素直に一次試験を受けるよりも、免除狙いの方が圧倒的に簡単なので免除を狙いましょう。

 

通訳案内士試験の英語の一次試験は、「マークシート問題」だけではありません。

 

「和訳」、「英訳」、「英作文」など出題形式が多岐に渡ります。

 

過去問を見れば分かると思いますが、かなりしんどい試験です。

 

TOEICでハイスコアを狙った方が圧倒的に楽なので、免除狙いを強くオススメします

 

ちなみに免除の基準は以下の通りで、どれかを満たせば一次試験の英語は免除です。

 

1番簡単なのは、TOEIC L&R900点かなと個人的には思います。

 

【免除の条件】

  • TOEIC L&R:900点以上
  • TOEIC Speaking:160点以上
  • TOEIC Writing:170点以上

 

TOEIC勉強法については、以下の記事を参照してください。

 

 

 

通訳案内士 二次試験の英語勉強法

二次試験の勉強法は、大きく分けて2つあります。

 

それが「インプット学習」と「アウトプット学習」です。

 

1:インプット学習

インプット学習は覚える勉強のことです。

 

基礎的な英会話力をつけるために英語フレーズを覚えたり、日本文化を英語で説明できるように、スカイツリーや忍者、侍などの日本文化について勉強するといった勉強ですね。

 

【インプット学習】

  • 英語フレーズを覚える
  • 日本文化について勉強する

 

2:アウトプット学習

アウトプット学習とは、インプット学習で覚えた英語を実際に使う勉強のことです。

 

具体的に言うと、オンライン英会話で日本文化を説明する練習をしましょう。

 

オンライン英会話の先生に、「今日は忍者の説明をする練習をしたいんだけど〜」みたいな感じで伝えてみましょう。

 

こうすると、通訳案内士の2次試験を疑似体験できます。

 

とても効果的な勉強法なので、ぜひ挑戦してみてほしいなと。

 

より詳しい勉強法については、以下の記事に詳しくまとめました。

 

あわせてチェックしてみてください。

>> 二次試験(口述)の勉強法・対策について解説する

 

 

きちんと対策すれば通訳案内士試験の2次試験は受かる

 

ここまで読み進めて「通訳案内士試験って難しそう。。」という思った人もいるかもしれません。

 

特に2次試験のプレゼンテーションは、「かなりハードルが高いな」と感じたのではないでしょうか?

 

しかし、対策さえちゃんとしていれば、ちょっとくらい英語に苦手意識があったとしても可能性は十分あります。

 

通訳案内士 二次試験の合格率は高い

なぜこんなことを言えるかというと、二次試験の合格率は70%前後だからです。

 

通訳案内士の二次試験は、10人中7人は合格できるのです。

 

こう考えると、少し受かりそうな気がしませんか?

 

二次試験まで進むことができれば、過半数が合格できるのです。

 

通訳案内士試験の一次試験は全体的に難易度が高い

ただし、通訳案内士試験は一次試験がとても難しく、合格率は30%前後とかなり低いです。

 

通訳案内士試験の難易度はどれくらいなのか-合格率は低いの?-という記事でも書きましたが、僕も受験した時は、難しすぎて「こりゃ落ちたわ。。」と思いました。

 

通訳案内士試験は、どれだけ一次試験を頑張れるかが勝負になってきます。

 

特に歴史、地理、一般常識のテストは、覚える範囲が膨大で負担が重いですね。

 

一次試験で英語まで受験する必要があると、かなり勉強時間的にもキツイと思います。

 

なので、「歴史」、「地理」、「一般常識」の勉強に集中できるよう、一次試験の英語はTOEIC受験で免除を狙うのがオススメです。(重要なことなので何度も書く)

 

TOEICの受験をしたことのない人は、以下の記事を参考にしてみてください。

>> TOEICの勉強はどこから始めれば良いのか徹底解説する

 

「歴史」、「地理」、「一般常識」の勉強法については、以下の記事をどうぞ。

>> 一次試験(筆記試験)のおすすめ参考書・勉強法について解説する

 

 

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まとめ

通訳案内士試験をパスできる英語力のレベルとしては、TOEIC L&R換算で800点以上、そしてTOEIC S&W換算で320点以上を取れれば、十分可能性はあるかなと思います。

 

ただしTOEICのスコアは、あくまでも目安です。

 

TOEICと通訳案内士試験では使われる英語に違いがあります。

 

そのため、TOEICでハイスコアを取れれば、必ず受かるというわけではないので注意してください。

 

参考になれば嬉しいです。

では!

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