「英語をスラスラ読めない・・・
どうやって勉強したら良いんだろう?」
英語のリーディングって難しいですよね。
かつての僕も「どうやったら英語をスラスラ読めるようになるんだろう」とずっと思ってました。
そこでこの記事では
- 英語をスラスラ読めない理由
- 英語を読めない人はどんな勉強をすれば良いのか
についてまとめてみました。
この記事を書いている僕は、TOEIC900点や国家資格である通訳案内士を持っています。
なので、多少は参考になるかなと。
では本題へ!
あなたが英語をスラスラ読めない理由
さっそく、英語を読めない人にありがちな原因について解説します。
英語のリーディングができないな主な原因は3つある
僕の経験上、英語を読めない主な原因は3つに分類できます。
原因1:英文法の理解が不十分
最初に挙げられるのが『英文法の理解が不十分』ということ。
なぜ英語を読むのに英文法の知識が重要なのかというと、英文法=英語のルールだからです。
たとえば、「将棋をやろう」と思ったら、まずはルールを覚えますよね?
ルールを知らずに、将棋の駒を動かすことはできません。
英語も将棋と同じで、英文法というルールを覚えないことには上達しないのです。
よく
「英文法なんて勉強しなくても、単語だけ覚えておけば読めるようになるよ」
と言っている人います。
けど、これってウソですからね。
英文法を分かっていないと、リーディングもリスニングもライティングもスピーキングも、全部できません。
それくらい英文法の勉強は重要なのです。
英文法の重要性については以下の記事に詳しく書いたので、ぜひチェックしてみてください。
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原因2:覚えている英単語が少ない
2つ目の原因として挙げられるのが、『覚えている英単語が少ない』ということ。
理由は、知らない英単語に出くわすと、意味を理解できないからです。
まぁ、当たり前なんですけど(笑)
つまり、知っている英単語が増えれば増えるほど、読める英語も多くなるというわけですね。
英単語をたくさん知っている人は、リーディング力が高い傾向にあります。
「英語を読めない」と悩んでいる人は、とりあえず英単語をしっかり覚えましょう。
原因3:英語のリーディングに費やした時間が少ない
3つ目の原因としては、単純に『勉強時間が少ない』ということが挙げれらます。
「英語を読めない」と嘆いている人のほとんどは、読んだ英語の量が少なすぎます。
参考書を1冊勉強したくらいでは、スラスラ英語を読めるようにはなりません。
英語を読めないなら、もっとたくさん英語を読む必要があります。
少しでも良いから、コツコツと英語を読みましょう。
それしかリーディング力を上げる方法はありません。
とにかくたくさん英語を読んでください。
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英語を読めるにようになりたい人にオススメの勉強法
次に英語を読めるようになりたい人がやるべき勉強法について解説します。
英語を読めない人にオススメの勉強法
英語を読めない人は、以下の3ステップで勉強しましょう。
ステップ1:英文法の勉強をする
まずは英文法を勉強してください。
英文法というルールを覚えないことには、英語を読めるようにはなりません。
以下の参考書を使って、みっちり英文法を叩き込みましょう。
英文法の勉強にオススメの参考書は3つあります。
中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。
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最初におすすめなのが、『中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。』」です。
英語の超基礎から学び直したい人向けの教材ですね。
簡単な言葉で解説されているので、中学生の頃から英語が苦手だったという人に非常にオススメの参考書です。
山口俊治 英文法講義の実況中継
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次にオススメしたいのが『山口俊治 英文法講義の実況中継』。
この参考書では、高校レベルの英文法を学べます。
「高校レベルの英文法は難しい」というイメージがあると思うんですが、山口 英文法で勉強すればおそらく理解できると思います。
僕がTOEIC900点を取得できたのも、この参考書でミッチリ基礎を学んだおかげです。
中学レベルの文法を理解してから、山口英文法で高校レベルの英文法をマスターしましょう。
上下巻2冊あるのですが、分かりやすさ抜群です。
「高校英語は完全にお手上げだった」という人には絶対にやってほしいなと。
ステップ2:英単語の勉強をする
英文法の勉強と並行して、英単語をひたすら詰め込みましょう。
語彙力がないことには、いつまでたっても英語を読めるようにはなりません。
オススメの単語帳は以下の2冊です。
速読速聴・英単語 Basic 2400
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中学レベルの英単語は『速読速聴・英単語 Basic 2400』がオススメです。
この単語帳の良いところは、「英文の中で使われている単語を覚えていく」という点。
単語力をアップさせつつ、リーディング力を鍛えることができます。
さらに言えば、英文を読み進めながら単語を覚えていくため、どんなシチュエーションで使う英単語なのかを感覚的に理解しやすいです。
英単語がかなり記憶に定着しやすいので、暗記が苦手な人にも本当にオススメですね。
速読速聴・英単語 TOEIC TEST STANDARD 1800
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高校レベルの単語は、速読速聴・英単語 TOEIC TEST STANDARD 1800がオススメ。
TOEIC対策の単語帳なんですけど、高校レベルの英単語はこれ1冊で十分網羅できます。
先ほど紹介した単語帳と同様、英文の中に使われている単語を覚えていくタイプの教材です。
なので、語彙力を鍛えつつリーディング力を鍛えられます。
ステップ3:品詞分解しながらリーディングする
ステップ3では、品詞分解しながらリーディングする練習をします。
具体的にいうと、「これが主語で、これが動詞で・・」と、どの単語がどんな働きをしているのかチェックしながら読んでいきましょう。
例えば、I love you.を品詞分解するなら、「Iが主語」、「loveが動詞」、「youが目的語」といった感じですね。
【品詞分解の例】
I:主語
love:動詞
you:目的語
英語と日本語は、語順が違います。
I love youを日本語の語順にすると、I you love(私はあなたを愛してます)になりますよね?
この語順の違いが、日本人が英語を読むのに苦手意識がある原因です。
英語の語順に慣れるのに品詞分解はとても有効なので、ぜひチャレンジしてみてください。
リーディングの教材としては、先ほど紹介した単語帳を使えばOK。
単語帳の英文を品詞分解しながら読む練習をしましょう。
ちなみに
- 品詞分解が苦手
- そもそも品詞分解がよく分からない
という場合は、以下の参考書をあわせて勉強するのがオススメです。
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この参考書では、品詞分解の解説が詳しくされています。
そのため、「品詞分解が苦手」という人にも取り組みやすいです。
1番オススメの勉強法はTOEIC受験
ちなみに、リーディング力を鍛えるのに1番オススメの勉強法は、TOEIC L&Rの受験です。
理由は、英単語・英文法をちゃんと覚えていないとスコアが上がらないから。
TOEICのスコアを上げるための勉強をしていけば、自然と英語を読めるようになります。
また、自分の実力がスコア化されるので、目標設定をしやすいのが良いですね。
おすすめの目標スコアは、リーディングパートだけで400点を取れるようになること。
リーディングパートだけで400点を取れれば、かなり英語を読めるようになるはずです。
勉強法については以下の記事にまとめたので、興味があればチェックしてみてください。
まとめ
以上、「英語を読めない人によくある原因とその解決策」でした。
英語を読めない主な原因としては
- 英文法の理解が不十分
- 覚えている英単語が少ない
- 勉強時間が少ない
の3つに分類できます。
一つずつ心当たりのある原因をつぶしていきましょう。
そうすれば、遅かれ早かれ「英語を読めない・・・」状態を卒業できるはずです。
では!